どんどん肌が干からびる…40代からでも間に合ううるおいケア

疲れを感じる女性イメージ
乾燥肌

年齢を重ねると、身体や心にいろいろな変化が現れてきます。漢方の世界では、女性は7歳ごとに、男性は8歳ごとに節目が来ると言われているそうですが、今は30歳、35歳、40歳などの「キリのいい歳」ごとに、なんだか年齢を感じるようになる人が増えているようです。

特に40歳は、成人式から20年の大きな節目。大人としてずいぶん長い年月頑張ってきましたよね。その一方で、なんとなく不調を抱えている方も多いのではないでしょうか。特に女性にとって、お肌の変化は気になるものですね。

35歳を過ぎたら顔がかゆくなった!皮脂が多くなった!これってピンチ肌?

ショックを受ける女性

35歳を過ぎると、肌に違和感を覚える女性は少なくありません。いつものコスメがいきなり肌に合わなくなったり、化粧崩れがひどくなったりする方もいます。

洗顔後のつっぱりも…これって年齢乾燥肌?

「35歳を過ぎたら、これまで使っていたコスメや基礎化粧品を変えていないのに、かゆくなるようになってきた」「顔を洗うとすごく乾燥するのに、昼間は皮脂ですぐ化粧がよれる」など、人によって変化の違いはあるものの、「昔とは違う」と感じている方は少なくありません。

以前よりも手やのどの周囲がなんとなくたるーんとして見えるようになってきたり肌のキメが整わなくなってきますよね。実はこれらの肌トラブルは、多くが乾燥によって引き起こされるものなのです。

なぜ肌は年齢とともに乾燥するの?

肌は、身体の一番外側を覆っている一枚の皮です。もっとも面積の大きな臓器とも呼ばれており、さまざまな外的刺激から身体の内部を守る大切な役目を担っています。

皮膚のもっとも外側には皮脂膜というクリーム状の膜があります。その下には角質層があり、さらに表皮と呼ばれる部分があります。ここまではとても薄くて、表皮は0.1~0.3mm。食品用ラップと大して変わらない薄さです。中でも角質層は0.01~0.03mmしかありません。その下には真皮と呼ばれる1~3mmのコラーゲン層があります。

表皮は主に紫外線や乾燥、洗剤や埃などの侵入・刺激から身体を守るためにあるのですが、20代~30代をピークにその力は衰えていきます。

長年さらされてきた紫外線は特に大きな影響を与えています。生活紫外線と呼ばれるUV-Aは、冬でも曇りの日でも関係なく、表皮を通り越して真皮にまでダメージを与え続けます。そのダメージはサンバーンとは違い、その時には痛みなどはほとんど感じることがありません。

しかし生活紫外線はコラーゲンやエラスチン・ヒアルロン酸などのうるおいやハリ成分を攻撃し、それらの成分を作り出す線維芽細胞にまで悪影響を及ぼします。

さらに年齢とともにコラーゲンなどの生成も減少し、皮膚の弾力やうるおいはどんどん失われていってしまうのです。

肌は脂っぽくて化粧崩れするのに、乾燥しているの?

顔を洗った後などは乾燥して突っ張ったり、かゆくなったりするのに、メイクをしたとたんに皮脂がにじんできてあっという間に浮いてしまう、というお悩みを抱えている女性もいます。家を出た時にはばっちりメイクだったのに、満員電車を降りた時にはドロドロ状態……ということも。年齢によるピンチ肌の化粧浮きや化粧崩れの原因となるのは、多くが皮脂の過剰分泌です。

この皮脂の過剰分泌も、原因は乾燥です。皮脂は、汗と混ざって皮脂膜を形成するように、天然の乾燥予防成分です。しかし洗顔のしすぎでこそぎ落としてしまうと、肌を守るために皮脂がさらに分泌されます。エアコンなどで肌が乾燥したときも、皮脂が分泌されます。そのため、乾燥しているのにテカテカ、という困った状態になってしまうのです。

お肌の曲がり角をいくつも越えた40代……うるおいケアは間に合う?

お肌の曲がり角をいくつも乗り越えてきた40代になって、乾燥が気になってきても、うるおいケアは間に合うのでしょうか。

乾燥した肌を放置しておくと、シワやたるみの原因になってしまいます。女性ホルモンの分泌が乱れる更年期に入ると、ますます肌のトラブルも増えますし、ホットフラッシュなども起こります。こうなるとますます肌のお手入れは大変になってしまいますよね。

でも大丈夫。40代からでもうるおいケアは間に合います。毎日の簡単なお手入れで、お肌のうるおいを取り戻し、シワやたるみを防ぐことはできるんですよ。

では、お金がかからず、手間もかからず、面倒くさくもない、うるおいを取り戻すためのなまけ美活をご紹介しましょう。

洗顔を見直す

まずは洗顔を見直しましょう。今日のメイクやホコリ、汗や皮脂、剥がれ落ちた角質層などをきれいにオフすることから、お肌のお手入れは始まります。

スキンケアを充実させるために洗顔を充実させるなまけ美活

乾燥をケアするためには、やはり水分補給が重要です。でも汚れに覆われた肌には、水分を吸い込ませることができません。そこで、重要なスキンケアを充実させるために、しっかりと洗顔を行うことが先決です。

といっても、40代の素肌はとてもセンシティブ。年齢的にも女性ホルモンなど身体のシステムが変わりつつある時期です。刺激はできるだけ避けなければ、肌に負担をかけることになり、乾燥やシワ・たるみなどを悪化させてしまうことにつながります。

洗顔の時は、ゴシゴシこすってはいけません。ゴシゴシこする刺激は、肌を傷めたり、シミのもとになることもあります。できるだけ摩擦刺激を与えないようにメイクをオフしましょう。

すすぐときは、熱湯を使ってはいけません。できるだけぬるめのお湯で優しく、しかししっかりと洗い流します。髪の生え際やもみあげ、あごの裏側や耳の下など、流し残しがあると肌荒れの原因になります。石けん成分は完璧に洗い流しましょう。

顔を洗ったら、できるだけすぐに吸水性の高いタオルで押さえるようにタオルドライします。

洗顔の仕方に気をつけるだけで汚れの落ち方が違います!
「あごの先⇒あご骨の外側⇒口のまわり⇒頬骨⇒眉毛の上⇒額」という順番に洗っていきましょう。指が皮膚にじかに触れるか触れないかくらいの力で優しくなでるように洗いましょう。

スキンケアを見直す

ここでワンポイント

洗顔が終わったら、間髪を入れずにスキンケアに移ります。スキンケアは、とにかく水分をたっぷりお肌に与えることが重要です。

スキンケアはお値段よりもたっぷり水分

スキンケアの基本は化粧水です。高価なものからプチプラアイテムまでいろいろありますし、女優さんがCMをしているのでどれも「キレイになれそう」に見えて、迷ってしまいますよね。

化粧水は、たっぷりとお肌に吸収させることが重要です。高価な化粧水では、減ることがもったいなくて、ほんの少し顔に塗って終わり……なんてことにはなりませんか?それでは水分補給になりません。

化粧水の適量は、肌が知っています。キレイに肌の汚れがオフされて、まっさらな状態になった肌は、水分に飢えています。そこに、化粧水を手のひらになじませ、肌に押し込むように入れていきます。洗顔とすすぎがしっかりできていれば、お肌が化粧水をどんどん吸い込んでいくのが分かります。

お肌が化粧水をどんどん吸い込むうちは、化粧水が足りていないということ。吸い込むだけ与えてあげましょう。ある時を境に、化粧水があまり入らなくなります。皮膚組織のなかの表皮が、充分に化粧水を吸い込んだというサインなので、見逃さないようにしましょう。

それからエイジングケアの美容液やクリーム、肌の栄養や洗顔でそぎ落としてしまった油分を補います。

最後にエイジングケアのクリームでたっぷりの水分を肌に閉じ込めてあげましょう。目元美容液やシワ・しみ用の美容液などは化粧水の後、アイクリームなどは美容液の後に入れましょう。

紫外線対策を見直す

ここでワンポイント

紫外線は私たちをほぼ一年中狙っています。日焼けの季節だけに限らず、しっかりケアすることが必要ですね。

紫外線対策は一年中、PA値の高いものを

紫外線指数は天気予報でも夏場しか出ませんが、紫外線自体は年中降り注いでいます。日差しが心地よい春や秋も、お日様が出ていても寒い冬の日も、紫外線は絶えず降り注いで、私たちの素肌の奥を攻撃し続けています。

痛みの無い攻撃なので気付きにくいですよね。でも洗濯物を干す時や運転中、子どもの保育園のお迎えや窓辺でのスマホチェックなど、気付かないうちにいろいろなシーンで紫外線の脅威は素肌を攻撃し続けているのです。

生活紫外線はUV-A。これを防いでくれる数値はPA値で表されます。PA値は+の多さで表されます。

夏場など紫外線が強い日はしっかりと紫外線対策をしなければなりませんが、曇りの日や冬などは肌に優しい、赤ちゃんでも使えるものや、石けんで簡単にオフできるものが良いでしょう。

首や手の甲、デコルテなども紫外線対策を忘れやすく、しかも紫外線の影響を受けやすい場所です。出かける時は首やデコルテにストールを巻いたり、手にはアームカバーをつけるなど、ちょっとした工夫で紫外線対策になりますよ。


紫外線対策は年間通して行いましょう。化粧下地には一度の洗顔でオフできる優しい日焼け止め効果があるものがおすすめです。

毎日できちゃう!40代からのうるおいなまけ美活

しっかりお肌に水分補給→その前にしっかりコスメをオフ→洗いすぎずに落ちるコスメを選ぶという3段階に、毎日の紫外線対策、それだけはしっかりしておきましょう。

毎日仕事や育児、家事と忙しく動き回っていると、うっかり自分のスキンケアがおろそかになってしまいがちですよね。そんなときも時間・手間をかけずにできるうるおいなまけ美活で、シワやたるみを寄せ付けないプルプル素肌をキープしましょう。

なま けいこ

「キレイになりたいけど、めんどくさいことは嫌!」 常にお得な美容情報を探している大人女子。

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