粉ふき肌、うろこ肌…乾燥ピンチ肌を救うスキンケア

口元を気にする女性イメージ
乾燥肌

エアコンを長く使う部屋に長時間いたり、空気の乾燥する寒い季節になるとお肌のカサカサが気になります。お化粧直しで鏡を見たら口周りが粉をふいていた…なんていう経験はありませんか?今回は乾燥するお肌とそれを改善するスキンケアについてご紹介いたします。

粉ふき肌ってどんな肌?

疑問に思う女性

粉ふき肌というのは、肌が乾燥して粉をふいているような状態のことです。このようなときお肌に何が起こっているかご存知ですか?

私達の肌は常に新陳代謝を繰り返し、新しい細胞が生まれ、古くなった角質は垢となって自然に剥がれ落ちていくというサイクルを繰り返しています。これをターンオーバーというのですが、粉ふき肌の状態は、まだ剥がれ落ちるには早いような角質まで剥がれ落ちてターンオーバーのサイクルが乱れた状態になっているのです。

白い粉の正体、実は乾燥して剥がれた肌の角質層なんです。

このような時は当然、肌のバリア機能も弱まっているので、紫外線や外からの刺激を受けやすく、いつも使っている化粧水なのに肌がヒリヒリする…、乾燥しすぎてかゆい…というというトラブルも起きたりしてしまいます。

うろこ肌ってどんな肌?

うろこ肌も粉ふき肌と同じように、肌のターンオーバーが乱れ、乾燥がひどくなっている状態です。皮膚がカサカサになり、角質がめくれあがって魚のうろこのように見えるため「うろこ肌」と言います。お肌の状態が「水のないカラカラの砂漠地帯、地面が乾燥してひび割れを起こしているようなイメージ」と想像すると分かりやすいかもしれません。

肌荒れによる傷みやかゆみを伴ったり、そのまま放っておくと、更に乾燥が進んでピンチ肌になってしまいます。

なぜそんなピンチ肌になっちゃうの?

ショックしている女性

見た目年齢も老けさせてしまうような粉ふき肌やうろこ肌になるのは避けたいところですよね。では、何が原因でそんなお肌になってしまうのでしょうか?

エアコンによる乾燥や紫外線、間違ったスキンケアに注意!

季節による乾燥やエアコンによる部屋の乾燥、そして紫外線ダメージなど、外的要因が大きく影響してきます。また、ゴシゴシこすって必要以上に皮脂を洗い流してしまったり、肌に摩擦を加えてしまうと、角質がはがれて肌の水分が蒸発し、水分と油分のバランスがくずれてカサつきの原因になってしまいます。

血行不良や栄養不足…体の内側からくる原因も!

手や足の先が冷えて冷たくなる…。冬になると、体の末端の冷えを感じやすくなりますよね。これは、寒さで血流が悪くなり、体全体に栄養や酸素がうまく届かず、細胞が弱くなり正しく働かなくなってしまうことが原因となっています。細胞の機能が弱くなると、お肌のバリア機能も弱まってしまいます。

また、私達が普段食べた物は消化され体を巡って栄養となって全身を支え、お肌の調子も整えてくれていますが、食生活の乱れによる偏った食事や無理なダイエットによる栄養不足も、全身への栄養が行き届かないことにつながり、粉ふき肌やうろこ肌の原因になってしまうのです。

意外だと思われるかもしれませんが、睡眠不足やストレス、生活習慣の乱れも、肌のターンオーバーのサイクルを乱し、肌バリアの機能が落ちて、乾燥につながってしまうんです。スキンケアをしっかりして対策をしているのに肌のカサカサトラブルが治らない…という方は、こういった内的な要因がからんでいるのかもしれません。

乾燥ピンチ肌を救うスキンケア

洗顔する女性イメージ

では、粉ふき肌やうろこ肌のような乾燥ピンチ肌にならないようにするために何かいい方法はあるのでしょうか?

カサカサ知らずの潤いあるみずみずしいお肌を維持するために、普段の生活やスキンケアでできる対策を簡単にまとめてみましたので、早速見ていきましょう。

肌に優しい洗顔を心がけましょう!

洗顔時のポイントは、「汚れや老廃物、お化粧はしっかり落として、必要な皮脂と水分は残す」ことです。

ゴシゴシ洗いや肌への摩擦はカサつきの原因になるので、洗顔の際は、洗顔料や洗顔石鹸をよく泡立ててキメ細かい泡を作り、泡で顔を優しく包み込むようにして洗いましょう。しっかり泡立てるのが面倒と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、ふわふわの泡で顔を洗うととっても気持ちいいので、おすすめです。また、クレンジング剤はオイルやシートタイプより、ジェルやクリーム、ミルクタイプのほうが肌への負担が少ないようです。乾燥がひどい時は、お肌がデリケートな状態ですので、刺激の強い成分が少ない肌に優しいものを選ぶようにしましょう。

洗う際、熱いお湯は余分な皮脂も洗い流してしまいますので、ぬるま湯を使うことも大切なポイントです。

保湿はすばやくたっぷりと。

お風呂上がりや洗顔後すぐのお肌は、水分を多く含み柔らかくなっていて、保湿成分が浸透しやすいゴールデンタイムです。このタイミングですぐに保湿をしてあげることがとっても大切!何もしないで放っておくと、無防備な肌は、水分が蒸発して乾燥が進み、カサカサの状態になってしまいます。

まずはたっぷりの化粧水を使ってお肌を潤し、美容液で必要な保湿成分を補い、乳液やクリーム、オイルなどで潤いが逃げるのを防ぐ「保湿のフタ」をしてあげることが重要です。この時のお手入れも、肌をこすらず、優しくなじませるようにつけましょう。パチパチと叩かず、手のひらで優しくプレスすると、手の温かさで浸透もよくなります。

洗顔料と同じく、刺激が少なく肌に優しいものがおすすめです。

食事にも気をつけましょう!

潤いあるお肌を維持するためには、体の中からのアプローチも大切です。毎日の食事でバランスよく栄養素を摂取できるのが一番理想ですが、特に乾燥肌におすすめの栄養素や食品を見ていきましょう。

タンパク質
皮膚の細胞を作り出すのに必要不可欠な栄養素です。タンパク質が不足するとお肌のターンオーバーが乱れて潤いが保てなくなってしまいます。

肉、魚、卵、大豆、乳製品に多く含まれています。タンパク質=肉をイメージしがち。たくさん摂取すると、脂質も同時に摂取することになり、太る原因になってしまうのでは?と心配する方がおられるかもしれませんが、脂質の少ないささみや胸肉、赤身をチョイスしたり、お肉以外の魚や大豆製品から摂取したりするのもひとつです。大豆製品にはイソフラボンなど女性に嬉しい栄養素、食物繊維も多く含まれるのでおすすめです。

ビタミン類(A、B群、C、E)
ビタミンAは、皮膚の粘膜を正常に保つ役割があり、不足すると肌の乾燥につながります。レバーやうなぎ、卵、緑黄色野菜などに多く含まれ、動物性食品と野菜などの植物性食品どちらからもバランスよく摂るといいそうです。

ビタミンB群のなかでも特に大切なのがB2とB6。B2はエネルギーの代謝や皮膚、粘膜の健康維持に、B6はタンパク質の代謝にかかせません。B2はレバー、うなぎ、卵、納豆、乳製品、葉菜類に多く含まれ、B6はかつおやまぐろなどの魚類、レバー、肉に多く含まれます。

ビタミンCはコラーゲンの生成を促したり、抗酸化作用、美白効果などお肌に嬉しい働きがたくさんあるまさに美容ビタミン!果物やいも、野菜に多く含まれますが、水にとけやすく熱に弱いのでできるだけ生での摂取がおすすめです。

ビタミンEは血行促進、抗酸化作用から老化を遅らせる効果が期待できるので、若返りビタミンとも言われています。アーモンドなどのナッツ類、植物性油に多く含まれます。お菓子をナッツ類に変えると気軽に摂取できますね。

α-リノレン酸
多価不飽和脂肪酸のなかのオメガ3脂肪酸に分類される栄養素で、体内でDHA・EPAに変換されます。炎症をおさえたり、バリア機能である細胞膜を作ったりする役割があり、肌のターンオーバーを助けてくれます。えごま油、亜麻仁油、魚油などに多く含まれ、体にいいということで最近テレビなどでもよく耳にしますね。熱に弱いので、ドレッシングにしたり、お料理の仕上げに1スプーンかけたりして使うのがおすすめです。

亜鉛
新陳代謝やエネルギー代謝の働きを正常に保ってくれる役割、抗酸化作用によるアンチエイジング、皮膚や髪のトラブル改善などの効果があり、美肌づくりに大切な栄養素です。牡蠣、レバー、赤身肉、大豆製品に多く含まれます。お酒をたくさん飲んだりスポーツなどで体を多く動かす人、ダイエット中の方は不足しやすくなるので積極的にとるようにするとよいそうです。

ここまでは、乾燥肌にオススメの食べ物ですが、逆に、乾燥肌にはあまりよくない避けたい食べ物もあります。

冷たい飲み物や食べ物
冷たいものを取りすぎると体が冷えて代謝が悪くなり、乾燥につながります。

カフェイン、お酒
利尿作用があるため、体の水分が不足しやすくなり、肌の乾燥を招きます。

これ以外にも、甘いお菓子、炭水化物の多い食事、高カロリーなジャンクフードなどは、栄養バランスの偏りや糖質・脂質の摂取量の増加につながるので、肌の老化の原因にもつながります。ついつい口にしてしまうものが多いですが、注意が必要ですね。

必要な栄養素は色々あるけれど、全部を覚えられない!という方は、栄養素にとらわれず、肉、魚、卵、大豆食品、野菜など、食材の種類ができるだけ偏らないような食事にするだけでもOK!偏らず色々な食材をとることで、結果的に栄養バランスが整います。
それも大変!という方は、「甘いお菓子やコーヒーを控える」など、気軽に取り入れられそうなことから始めてみるのもおすすめです。

よい睡眠がお肌を作る!

「夜10時〜深夜2時まではお肌のゴールデンタイム!」ということを聞いたことはありませんか?お肌の修復や再生に関わる成長ホルモンの分泌が盛んな時間帯なので重要なのだそうです。でも、この時間帯に寝ていれば安心なのかと言うと、それだけではありません。睡眠不足はお肌にとってよくないですが、睡眠時間の多い日と少ない日の差が激しかったり、平日の睡眠不足を土日に穴埋めするような、ぐちゃぐちゃの睡眠サイクルは、睡眠の質自体が悪くなってしまいよくありません。体内時計のサイクルを乱さないように、なるべく毎日同じ時間に寝るように心がけたり、寝る前にはリラックスして、ぐっすり寝れる睡眠環境を整えたりと、工夫してみましょう。

紫外線カットもお忘れなく。

紫外線は肌のバリア機能を低下させ、乾燥を進めます。また、炎症やメラニンの生成によりシミの原因にもなってしまいます。特に、乾燥肌はダメージを受けやすい状態なので紫外線対策はとっても大切!紫外線の強い夏場だけでなく、冬場も日焼け止めを塗るようにしましょう。

朝の乳液やクリーム、化粧下地を、紫外線カット成分の入ったものにすると、日焼けの対策にもなるのでおすすめです。

いかがでしたか?これからの寒い季節、乾燥ピンチ肌になる前に正しいスキンケアや対策を取り入れて快適に過ごしましょう。

なま けいこ

「キレイになりたいけど、めんどくさいことは嫌!」 常にお得な美容情報を探している大人女子。

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