全身の乾燥肌を防ぐ!冬のカサカサボディをなんとかしたい!

乾燥を気にする女性イメージ
乾燥肌

夜寝る前にやってくる、全身の乾燥からくるかゆみって、とってもつらくて面倒ですよね。あまりにかゆくて我慢できず、かきすぎてしまって引っかき傷を作ってしまったり、乾燥しすぎて粉をふいた状態になってしまったりと、抱えているお悩みもいろいろではないでしょうか。

乾燥は顔の皮膚に起きるだけではありません。顔の皮膚は全身の皮膚とひとつながりになっています。顔の皮膚が乾燥している時期、他の場所がプルプルにうるおっているということはありませんよね。

冬のボディのカサカサはどんなところに起きる?

女性の肌トラブルイメージ

みなさんは冬のボディのカサカサやかゆかゆが、どんなところに起きて困っていますか?肌の乾燥はさまざまな場所に起こります。

40代のピンチ肌世代は約半数が乾燥肌に悩んだことがある

女性の素肌はとてもセンシティブ。「自分は敏感肌だなあ」と実感している方も多いですよね。では乾燥肌はどうでしょうか。ある製薬会社の調査では、40代女性の55%が乾燥肌や乾皮症を経験したことがあるそうです。

年齢とともに肌のうるおい成分であるセラミドや弾力成分コラーゲンなどはどんどん減少していきます。そのため、肌は年齢とともに乾燥しやすくなってきます。若いころははずむような弾力と瑞々しい肌の持ち主だった方も、40代に入ると乾燥などからピンチ肌を実感するようになってくるのです。

肌が乾燥しやすいのはどんなところ?

では、身体のどんなところに乾燥からくるムズムズ、かゆみを感じる人が多いのでしょうか。


・ひざから下の脚
・手指
・足首から下
・背中
・ひざやひざの裏側
・ひじやひじの裏側
・腕
・ふともも
・お腹

こういったところに強い乾燥を感じる人が多いようです。

また頭皮がかゆくなったり、足のかかとがガサガサになったり、下腹部がかゆくなる人もいます。引っかきすぎると悪化するとわかっていても、ついかいてしまいやすいですよね。でも乾燥しきった素肌はすぐボロボロと剥がれてしまい、肌にとっては大きな負担となります。

またいつもデスクと椅子で作業をしているという人は、椅子に座ってこすれているおしりの皮膚が乾燥し、乾燥肌になってしまっていることもあるようです。

乾燥肌になるとどんな事態に陥るの?

健康な状態の素肌は、一番外側を皮脂と汗でできた「皮脂膜」というバリアが覆っています。さらにその下には10層ほどにもなる貯水層、角質層がびっしりと積み重なっています。

角質層を作り出す角層細胞はケラチンというタンパク質のほかに天然保湿因子という水をはさみこむ強い保湿力を持った物質が詰まっています。

また角層細胞はレンガのように並んでいるのですが、そのすき間をセメントのようにしっかり埋めているのが、セラミドを主成分とした保湿成分、角質細胞間脂質です。

角質細胞間脂質は油と水がサンドウィッチのように重なり合う、ラメラ構造を作り出すことができる強力な保湿成分で、天然保湿因子と並んで角質層の水分をしっかり抱え込んでいます。

角質層のうるおいと弾力は、その下にあるターンオーバーの舞台である表皮層や、さらに奥にあるコラーゲンでできた弾力層を守っています。

角質層と表面の皮脂膜は、健康な状態であればしっかりとしたバリア機能を発揮します。外部からの刺激やウイルス・細菌などの侵入を拒み、内部の水分乾燥を防いで、みずみずしくプリッとしたハリのある素肌を保ちます。

しかし、加齢とともに皮脂の分泌が低下したり、ターンオーバーの速度が緩やかになって角質層が厚くなったり、積年の紫外線によるダメージが積み重なったりしてピンチ肌になると、これまで順調に肌を守っていたうるおいの盾が少しずつ崩れてきます。

まずは皮脂が減ると皮脂膜が作れなくなり、表面をおおっていたヴェールが薄くなったり剥げてきてしまったりします。

また角質層の保湿成分も少なくなり、スカスカの状態になってしまって、水分が逃げられるようになります。すると角質層と皮脂膜という強力なバリア機能の働きが低下し、素肌の乾燥がぐんぐん進んだり、外部の刺激や細菌などが入りやすくなってしまうのです。

その結果、敏感肌になって自分の髪の毛やスキンケアでも炎症をおこしてしまったり、湿疹やかゆみ、肌の粉ふきなどが起きるようになってしまうのです。

一度乾燥がひどくなると、刺激物やアレルゲンなどが入り込みやすくなってすぐにかゆみを引き起こします。かゆくてひっかくと余計に肌が荒れ、かゆみを伝える神経が伸びて連鎖反応を起こし、ますますかゆくなってしまうのです。

年齢とともに肌のバリア機能は誰でも衰えてきます。40代女性の半分は乾燥肌。自分は大丈夫と過信せず、乾燥を感じる前に乾燥肌対策を始めましょう。

ボディの乾燥を悪化させるNG習慣とやって欲しいうるおい習慣

NGを出す女性

それでは、ボディの素肌の乾燥を悪化させてしまうNGな習慣と、NG習慣の代わりにやって欲しい、健康でみずみずしい肌をキープするためのうるおい習慣をご紹介していきます。

何気なくやっていることが、知らない間に身体の肌の乾燥を進行させているかもしれません。もう一度全身のスキンケア・入浴習慣などを見直して、ボディの素肌の乾燥を食い止めましょう。

熱いお湯のお風呂に長時間つかる

お風呂でリラックスする女性イメージ

寒ーい外から帰ってきたら、熱―いお風呂のお湯にゆっくりつかって身体を温めたいですよね。でもそこに要注意ポイントがあるんです。

熱すぎるお湯はダメージに!

熱いお湯をたっぷりためた湯船につかるととても気持ちが良いですが、実はこれはNGなんです。

確かに温かいお湯にゆっくりと浸かることは、寒い季節にはおすすめです。寒い季節は血行不良になりやすく、特に足先や指先などは血行が悪くなりがちですよね。

また防寒ができない顔も、湯船につかってたくさん湯気を浴びることで、ゆっくりと温まります。肩や首周り、大きな血管が通っている腰や太ももが温まることで、身体のすみずみまで温まり、血行が良くなっていきます。血行の改善は肌の健康にも必要なので、お風呂タイムはゆっくりとリラックスして血行改善につとめましょう。

でも、熱すぎるお湯につかると、肌の角質層に存在する天然保湿因子などの保湿成分が流れてしまうんです。

熱すぎるお湯に短時間つかるのではなく、38度から41度、40度くらいのお湯につかるように心がけましょう。

長時間の入浴もNG

半身浴など、長時間お湯につかってデトックスをしたり、冷え性改善ケアをしたりする方もいるかもしれませんね。

でも、長時間の入浴も身体を乾燥させてしまうのです。お風呂につかる時間が長いほど、身体から水分が大量に奪われてしまいます。外気が乾燥している冬場は特に乾燥してしまいます。

身体がすみずみまでじっくりあたたまるには、40度で10~15分程度でも充分とされています。その時間なら肌も激しい乾燥を避けられます。

また入浴前や入浴後にお水を飲むなど体内から水分を補給して、お風呂に入ることで失われる水分を補給しましょう。

刺激の強い入浴剤を使う

おしゃれな入浴剤も楽しい入浴剤もいろいろあって悩みますよね。でも乾燥肌のケアをしたいときは、保湿系の、赤ちゃんでも使える肌に優しい入浴剤を使うとかゆみの発生をおさえることにもつながります。

シャワーで済ませてしまう

シャワーを浴びた女性

お風呂をシャワーで済ませてしまう、という方は多いようです。特にひとり暮らしだと、面倒なのでジムのシャワーでお風呂は済ませちゃう!という方もいますよね。

できるだけちゃんと湯船につかりましょう

シャワーだけでは素肌のすみずみまでうるおいをもたらし、血行を促進することができません。

またお湯につかって全身の力を抜くと、リラックス効果も得られますし、疲れもやわらぎます。ストレスや過度の疲れもホルモンバランスを崩したり、睡眠の質を落とすため、肌の健康にも良くありません。できるだけちゃんと湯船につかって身体を温めましょう。

できるだけちゃんと湯船につかり、身体のすみずみまで血行を良くしておきましょう。
お風呂の湯船は40度前後、10~15分程度つかることがお肌にはもっとも優しい入浴になります。水分はたっぷり補給し、入浴剤は保湿系を選びましょう。
またリラックスモードに入ることで、ストレス改善にも効果的です。

アクリルタオルやあかすりタオルでゴシゴシこする

なまけている猫

アクリルタオルやあかすりタオルなどで、身体を思い切りゴシゴシこすって洗っていませんか。それもNG習慣なんです。

アクリルタオルやあかすりタオルではなく泡で洗って

顔を洗う時、みなさんはアクリルタオルで思いっきりゴシゴシこすったりしませんよね。しっかり泡立てた泡を使って、手のひらでさえ触れないようにそっと汚れをオフするでしょう。

身体も基本的には同じです。新陳代謝が激しく汚れもたくさん出る年代の運動部員ならいざ知らず、ピンチ肌を抱えている女性のセンシティブなお肌を、アクリルタオルやあかすりタオルでゴシゴシこすってはいけません。

たっぷりと泡立てた泡で、手のひらを使って洗うだけでも日常の汚れや垢は充分に洗い流せると言われています。また泡が残らないよう、全身しっかりとすすぎましょう。

身体を洗う時も、基本的にはしっかり立てた泡と手のひらで優しく洗います。洗浄剤も刺激の強いものではなく、優しい成分の石けんなどを選びましょう。すすぎもしっかりと!

カミソリでムダ毛ケアをしたあと肌ケアをしない

女性の脇

カミソリでムダ毛をケアしたあと、肌をほったらかしにしていませんか。ムダ毛と一緒に、肌の表面も薄く削り取られているかもしれません。

ムダ毛ケアをした後は丁寧にカミソリ後のケアを

まず、冬場に乾燥肌がひどい場合や、すでに粉ふき・湿疹などが起きている場合は、ムダ毛をカミソリでケアすることは控えた方が良いでしょう。

カミソリでケアする場合は、事前に肌をしっかりうるおしておき、必ずカミソリ用のジェルやムースなどを使ってください。

カミソリを使った後はよく洗い流し、すぐにカミソリ後用のスキンケアでお手入れをします。放置すると、乾燥肌の悪化を招いてしまいます。

乾燥肌ですでに悩んでいる方は、カミソリによるムダ毛ケアは控えておきましょう。またカミソリを使う場合は必ずジェルなどを使い、使用後もすぐスキンケアでお肌をお手入れしてください。

お風呂上りはすみやかに全身保湿!

お風呂上り、アイスを食べたり、ビールを飲んだり、髪を乾かしたり……思い思いにリラックスタイムを過ごしていますか?でも、今日からはスピード勝負の全身保湿がスタートします!

乾燥を気にする女性イメージ

スキンケアは入浴後3分!

お風呂上りはフェイスのスキンケアを丹念にして、身体はササッと拭いてすぐパジャマ……なんて生活をしていませんか?

全身の肌の保湿は、入浴後3分間が勝負と言われています。それ以上放置しておくとどんどん水分が乾燥し、肌荒れの原因になってしまいます。

手早くこすらないように全身をタオルドライしたら、ドライタオルで髪を包んでまず顔からデコルテに化粧水、全身にローションを塗りましょう。さらに手早く顔に美容液を入れ、顔にはクリーム、ボディにはボディクリームやミルクを塗って水分にふたをします。それから髪のお手入れや、お風呂後のお楽しみに移行していきましょう。

お風呂後は3分間が肌の乾燥を防ぐ勝負時間です。できるだけ手早く、フェイスとボディの保湿を済ませられるように、バスルームに近い場所でお手入れできるようにしておきましょう。

朝なにもケアをしないまま1日スタート

横になる女性

朝は洗顔やメイク、朝食の準備と後片付けで忙しくて、ボディまで面倒見切れない!という女性が多いと思いますが、1分だけ、時間を作ってみてくれませんか。

着替えの時にボディクリームやミルクをひと塗り!

着替える時に、ボディクリームやボディミルクを全身にひと塗りしていきましょう。できればローションから塗って、クリームやミルクでフタをした方が効果的。時間ができたらぜひやってみてくださいね。

外は木枯らし、室内はエアコンで、外気はカラカラに乾燥しています。そんな環境で1日過ごすのに、洗いざらしの素肌でいたらあっという間に荒れてしまいますよね。顔と同じように、ボディもうるおいのヴェールを軽くささっと包んであげましょう。

朝着替える時に、ボディクリームやボディミルクを全身にさっとひと塗りしてあげましょう。タイツからの粉ふきや肌のかゆみなど、昼間の乾燥肌も防いでくれます。

冬場のつらい全身乾燥肌は予防から!うるおいを逃さない生活習慣を

ここでワンポイント

冬場の肌のカサカサや強いかゆみ、粉ふきは本当に困りますよね。脚や背中、お腹がかゆくて夜しっかり眠れない……などの弊害が出ると、余計にストレスが溜まって肌の状態も悪くなってしまいます。

40代の女性は5割が乾燥肌に悩んでいます。高齢になると、ほとんどの人が乾燥肌に悩むことになります。ボディケアは誰もがかならず必要になると考えて、ピンチ肌をうるおいで包み込んであげてくださいね。

なま けいこ

「キレイになりたいけど、めんどくさいことは嫌!」 常にお得な美容情報を探している大人女子。

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