夏のスキンケア|酷暑&冷房が目元を狙う!目元のしわ対策を徹底分析

夏のスキンケア|目元のしわ対策
しわ・たるみ

夏はシミやそばかすなど、メラニン系のお手入れが必要になります。

夏にちょっとお手入れをサボると、去年は無かったはずのシミが生まれて大後悔……なんてことも。

でも、夏はシミ・そばかす・日焼けだけの季節ではないのです。
女性にとって夏はアンチエイジングのためにさまざまな敵と闘わなければならないピンチ肌の季節だったんです。

特に注意して欲しい標的は、そう!【しわ】です。
しわも、夏のいろいろな刺激によってどんどん作られてしまうのです。

顔のしわは他の人が見たとき目に入りやすいため、年齢を感じさせます。
そんな顔のしわ、メイクでも特に気になる目元のしわをケアする夏から秋にかけてのなまけお手入れメソッドをご紹介します。

目元のシワってどんなもの?

眉間にしわを寄せる女性イメージ

目元のしわにはどんなものがあるのでしょうか。
目元はしわの
始まり。しっかりチェックして、メイク時などに観察してみましょう。

目の周り全体のちりめんジワ

まぶたや目の下、目頭、目尻など、目元全体に散らばってできるのがちりめんジワです。
肌がよれたようになり、メイクが乗りにくかったり、落としにくくなったりするしわです。

ちりめんジワを放置しておくと、どんどん深くなって二重まぶたがはっきりとしない三重、四重まぶたになってきて目が垂れ下がってくることもあります。

また目尻のちりめんジワを放置しているとカラスの足跡のような線がくっきり入るようになってしまったり、目の下は目袋がたるんでくることもあります。

目尻の深いしわ

笑った時など、目を細めると出るしわです。痩せている方など、若いころから出やすい骨格の方もいます。

表情の動きでできるので表情ジワや笑いジワと呼ばれることもありますが、ちりめんジワの段階で放置してしまうとどんどん深くなり、目立つようになってきます。

目尻の深いしわが刻まれるのは、目元の肌が乾燥している時に表情をたくさん変え、それがクセ付けられてしまうことによります。

そのため目尻のしわが深くなる前に、しっかり乾燥をケアして素肌を潤しておくことが大切なのです。

目の下のたるみ

目の下の部分にあるちりめんジワを放置しておくと、そのまま目袋がぷっくり膨らんでめだつようになったり、逆に落ちくぼんで血行が悪く見えるようになります。

目元のしわ、「自分にもあるのかな……?」と不安に思うかもしれません。
まずは顔を写メなどで撮影します。次に明るい場所で鏡に顔を映し、いろいろな表情をしてみましょう。
その時に、上に挙げた3つの目元のしわをよくチェックしてみます。それから、もう一度顔を写メで撮影し、始めの写真と比べてみましょう。しわが増えていませんか?こうすれば簡単にどこにしわがあるか、しわ予備軍があるかチェックできますよ。

目の周りの皮膚はとっても弱いんです

赤ちゃんと子供

目の周りのしわの原因は、紫外線と乾燥だったんです。

だからこそ、夏から秋にかけてのお手入れがポイントになるのです。

目の周りは肌の変化に気づきやすい

「年齢肌かもしれない?」と自分でも気付きやすい場所といえば、目の周りではないでしょうか。

毎日のメイクの時にアイメイクだけ乗りにくくなったり、肌がヨレやすくなったり、メイクをオフする時に残りやすくなったり……変化が出やすいですよね。

また写真を撮った時などに「なんだか昔より目の周りが暗いかもしれない?」と感じることもあるかもしれません。

それもまた年齢肌になっているサインです。
写真を撮った時などは、2、3年前の写真と見比べてみましょう。

目の周りはなぜしわができやすいの?

目の周りにしわができやすい原因は、目の周りの皮膚の薄さにあります。
女性の顔の皮膚はとてもデリケートですよね。

常に刺激にさらされている足の裏や手の指先の皮膚と比べると、その違いが一目瞭然です。
皮膚は身体の部位によって厚さが異なるのです。

表情を常に変えることで感情を伝えるヒトの顔の皮膚は、特に薄くなっています。
なかでも最も薄いとされるのが目の周りなのです。

「目は口程に物を言う」と言いますが、瞬きを繰り返す目の周りは常に運動している状態です。
それにも関わらず、目の周りの皮膚は卵の薄皮くらいの厚さしかありません。

なんと0.5~0.6mm程度しかないとされています。
普通大人の皮膚の厚さは2mm程度と言われ、赤ちゃんですら1mm弱とのことなので、赤ちゃんよりも薄いということになります。

顔の皮膚の中でも特にデリケートな目元

少し泣いただけでも、目の周りの皮膚はかぶれたり、真っ赤に腫れあがったりしますよね。
それほど、目の周囲は皮膚が薄いのです。

さらに目の周りには皮脂の分泌がほとんどありません。
皮脂は素肌を外的刺激から守るバリアの役割も果たしています。

こんなに皮膚が薄いのに、皮脂によるバリア機能もほとんど働かず、しかも常に運動している…目の周りは、とても過酷な環境と言えるのです。

さらにアイメイクやつけまつげ、それらを落とすためのクレンジング、コンタクトレンズの着脱など、目の周囲がピンチ肌になってしまう要因はたくさんあります。

四重になっている皮膚の構造

私たちヒトの皮膚は、四重構造になっています。
一番奥にあるのは、皮下脂肪など皮下組織の真上にある真皮と呼ばれる皮膚です。

真皮には線維芽細胞と呼ばれるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸など、真皮を形成する成分のもとになる細胞の芽が存在しています。

その上にあるのが表皮です。
表皮の上には角層と呼ばれる部分があります。角層は角質細胞がNMF(フィラグリン)に包まれてレンガのように積み重なり、その間をセラミドや皮脂が埋めています。

さらにその上に皮脂膜が張っています。
角質層とそれを埋めるセラミドなどの成分、そして肌を覆う皮脂膜がバリア代わりになり、雑菌や埃などの外的刺激から素肌を守っているのです。

しかし目の周りの皮膚はすべての層が非常に薄い上に、皮脂膜もあまりありません。
そのためバリア機能が働きにくいのです。

目の周りの皮膚はとっても薄くて皮脂膜もできにくい!しかも運動ばかりさせられている、働き者のピンチ肌予備軍なんです。
そのことを覚えておいてくださいね。

目を労わることは、目の周りの皮膚を労わることにつながります。そこで目を定期的に労わってあげましょう。
1時間に1度、15秒間目を閉じます。その時、手を下げたまま両肩をグリグリ回すと、首から頭周辺の血行も良くなります。
お家に帰ったら、お風呂程度の温度のお湯で絞ったタオルで目の周りを温パック!血行も良くなって、気分もリフレッシュしますよ!

目の周りのしわの原因①夏の強烈な紫外線

太陽からの紫外線

紫外線は、皮膚にとって非常に危険な存在です。特にバリア機能が弱く、皮膚自体が弱い目の周りの皮膚には、脅威といえます。

2種類の紫外線の違い

紫外線は、素肌に大きなダメージを与えます。
紫外線にはUV-Aと呼ばれるものと、UV-Bと呼ばれるものがあります。

この二つの紫外線の違いは、波長の長さの違いです。
波長が長く、私たちにもっともよく降り注いでいるのがUV-Aです。
波長が短く、たくさん浴びると激しい炎症を起こすのがUV-Bです。

UV-Aは生活紫外線と呼ばれ、薄い雲やガラス窓、衣類なども通過して私たちに届きます。
より深いところまで透過するので、皮膚の真皮にまで届いてしまいます。

一方、UV-Bはレジャー紫外線と呼ばれ、皮膚の表皮部分でほとんどが散ってしまいます。
この違いが、それぞれの紫外線によるダメージの違いを生み出しています。

UV-Aによる目の周りへの肌ダメージ

UV-Aは、日常生活の上で絶えず私たちの上に降り注いでいるといえます。
そのため生活紫外線と呼ばれているのです。

もちろんUV-Aは目にも降り注いでいます。
波長が長く真皮にまで届くUV-Aは、そこにあるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などになる線維芽細胞も攻撃します。

コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸は皮膚にとって欠かせない成分です。
コラーゲンは私たちの身体の中に存在するタンパク質の約3割にのぼる成分です。

コラーゲンは皮膚だけでなく骨や関節の軟骨、目の組織、髪の毛などにも含まれます。
皮膚組織は、約7割がコラーゲンでできています。

コラーゲンはみずみずしさやハリ、コシといった弾力を生み出します。
そんなコラーゲンをゴムのようにつないで網目状の皮膚組織を作り出しているのがエラスチン、そしてそれらの中で水分を溜め込みみずみずしさを保つのが保水成分ヒアルロン酸です。

これら3つの成分は、どれが欠けても素肌のハリや弾力が失われてしまいます。
UV-Aがこれら3つの成分のおおもとになる線維芽細胞自体を傷つけてしまうので、素肌のハリや弾力が保たれなくなってしまうのです。

そのため、生活紫外線と呼ばれるUV-Aにさらされ続けると、皮膚からハリや弾力が失われてコラーゲンにヒビが入り、それがしわやたるみの原因となるのです。

UV-Bによる目の周りへの肌ダメージ

鏡で顔を見る女性

UV-Bは波長が短く、真皮にまで届きません。ほとんどが表皮部分で散ってしまいます。
その代り、表皮に深刻なダメージを与えます。

海や山、雪山などでひどい日焼けをしたときに、やけど状態になりますね。
これをサンバーンと呼びますが、その原因となるのがUV-Bです。

皮膚の特に薄い目の周りでサンバーンが起きたら大変です。
肌の炎症がより深刻な状態になることもあるので、サングラスと日焼け止めなどでしっかり守りましょう。

さらにUV-Bはメラニン色素の沈着も引き起こします。
目元や頬骨の上にはシミができやすいですが、その原因となるのもUV-Bです。

目元のしわの原因はUV-Aだった!

目の周りにしわを作り出し、それを深めてしまう原因のひとつはUV-Aでした。
だからといって強い日焼け止めを毎日目の周りに塗るのも……と考えてしまいますよね。

強い日焼け止めはウォータープルーフになっているものが多く、簡単な洗顔では落ちません。
オイル系など強めの洗顔料でなければ落ちないものも多いので、結局目の周りの弱い素肌から、さらにバリア機能を奪ってしまう事になるのです。

そして夏場は、さらに目の周りのナイーブな皮膚を傷めつける脅威が待っています。
それがエアコンなどによる乾燥です。

はUV-A!UV-Aを防ぐのは、日焼け止めに含まれるPA(プロテクショングレイドオブUVA)で、+マークの多さで効果が表示されます。
できるだけPA値が高い日焼け止めで、肌に優しいものをお出かけ30分前までに目の周りに丁寧に塗っておきましょう。
目の周りの皮膚はとても敏感!エタノール配合のものなど、粘膜周辺に使うとヒリヒリする場合もあるので注意してお使いくださいね。

エアコンなどによる乾燥としわの関係

乾燥というと冬、というイメージが強いのですが、実は夏場もとても乾燥するのが女性の素肌なのです。

エアコンがきいている部屋は乾燥している

エアコンがきいている部屋にいると、なんだかのどが渇きませんか?実はそれだけ、部屋が乾燥するのです。

オフィスなど広い空間は余計に乾燥しますし、最近の住宅は換気が義務付けられているとはいえ、気密性が高くやはり乾燥します。

特に酷暑の夏は、昼も夜も電車もバスも、どこへ行ってもエアコンでキンキンに冷えていますよね。

皮膚が薄くて皮脂が少ない目元から水分は奪われる

乾燥が激しいと、皮膚が薄くて皮脂によるバリア機能が弱い場所から当然水分は奪われていきます。それが目元なのです。

しかも目元はアイメイクをしっかり施すことが多いため、洗顔でもゴシゴシこすってしまうことが多いですよね。
こうした刺激もしわの原因になるのです。

目の保湿と、目を休ませましょう。
目の保湿のてっとり早いケアとしては、目元専用のアイクリームや美容液をしっかり塗ってあげること。
目は酷使すると血行が悪くなるので、ぬるめの蒸しタオルや市販されているホットアイマスクなどを使って温めましょう。

毎日できる!目元のしわ予防のなまけメソッド

ここでワンポイント

目元はデリケートだからこそ、サボりが如実に現れてしまう困ったポイントでもあります。

そこで、目元のピンチ肌に優しくて面倒くさくない、なまけ美活をご紹介します。

アイメイクだけ先に落とす

顔全体の洗顔と同じ方法でアイメイクもキレイに落とそうとすると、どうしても洗いすぎてしまいます。
時にはこすり過ぎてしまうこともあります。

それを防ぐため、目元専用のクレンジングとコットンを利用します。
コットンにクレンジングを染み込ませ、目の上にそっと乗せて少しだけパックのように時間を置きます。

それからそっとふき取るようにしてアイメイクだけを取り除きます。

こうしておくことで、できかけているしわの奥に入り込んでしまっているメイクも、肌に負担をかけずにオフできますよ。

洗顔の時、目の周りをこすらない

アイメイクだけ先に落としておけば、洗顔の時に目の周りをゴシゴシこする必要がありません。

目の周りの皮膚のデリケートさは、洗顔時の摩擦でさえダメージになってしまうほどなのです。
できるだけこすらず、新生児のお腹を洗うような優しさで洗い流しましょう。

洗顔後のケアでは特に水分をたっぷり補給

洗顔後に化粧水を入れる時は、目の周りに忘れないように水分をたっぷり補給してあげる必要があります。

叩いたり擦りこんだりせず、優しく水分補給をします。
まぶた・まぶたの上・目尻・目の下・目頭と、すべての部分に忘れず水分を補給してくださいね。

アイクリームや目元美容液を使う

いろいろなアイテムを使う時間は無いんだけれど……という方も、お風呂上りのケアか夜寝る前のケアでアイクリームや目元美容液を使ってみましょう。

目の周りはほとんど皮脂腺がないため、化粧水だけではうるおいをキープすることができません。

そのため、アラフォーを自覚しはじめたら、アイクリームや目元美容液は必須アイテムと考え、プラスするだけでしわの進行がぐっと違ってきます。

目元の血行を「ながらツボ押し」でサポートする

目の周りの皮膚が非常にデリケートなので、血行を促進させてあげることも大切です。
血行が滞っていると肌のターンオーバーのリズムも狂い始めてしまいます。

また血行が滞ることで目の周りに起きるむくみの改善にも役立ちます。
目の下にある目袋がよりふっくらとせり出して見えると、年齢が高めに見られてしまいがちですよね。

凝りはやはり血行不良の原因になるためしっかりほぐしましょう。
といっても目の周りはこすってマッサージするわけにはいかないので、ツボを押してみます。

攅竹…左右の眉頭は目の周りの血行を促進する

瞳子髎(どうしりょう)…両目尻から1cmくらいの骨のくぼみ

この部分のツボはいつでも押すことができるので、凝っているかもと感じたらテレビやスマホを眺めている時にでも押してみましょう。

目元のしわには毎日の別洗顔とアイクリーム&血行促進

洗顔する女性イメージ

目元のしわ対策は、毎日洗顔前にアイメイクを落とすひと手間をプラスすることと、洗顔後にクリームや目元美容液をひと手間かけることが重要といえるでしょう。

目元のしわやたるみは、写真を撮った時など如実に年齢として現れます。
また疲れた時など、一時的に目周りがたるんだり、しわっぽくなることもあります。

そういった時にちょっとひと手間ケアをしてあげるだけでも、翌日の印象が変わってきます。
特にメイクオフと専用美容液でできるケアは、「今日の紫外線や乾燥はキツかったなあ」と実感した時などに実際スタートしてみてくださいね。

なま けいこ

「キレイになりたいけど、めんどくさいことは嫌!」 常にお得な美容情報を探している大人女子。

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