首のしわで見た目年齢は+-10歳も変わる!本当にやるべきケア5選
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顔はきれいでも、首にまっすぐ大きく入った太い線があると老けて見えることってありませんか?
相手の女性の年齢を判断するときに、首のしわがあると最大で10歳も老けて見えると言われています。
せっかく顔のスキンケアをしっかりしていても、首のケアを疎かにしていては『見た目年齢高め女子』の仲間入り!
それほど見た目に差が出てしまうのが首のしわ。
みなさんも鏡を見たときの首のしわに気付き、ギョッとしたこともあるのではないでしょうか?
首のしわを作らないための首筋ケアと、首のシワを薄くする方法をご紹介していきます。
目次
首のしわがあるかないかで見た目印象は大きく変わる
そもそも、首やデコルテのお手入れをみなさんは毎日していますか?
顔のスキンケアにはそれなりに時間やお金をかけている女性も、首は疎かにしていることがあるんです。
お風呂に入った後や洗顔をした後、顔だけにしっかりとスキンケアするのではなく、首筋やデコルテまでしっかりおこないましょう。
美の至宝パリジェンヌでは首の美しさこそセクシーさの象徴
女性の美意識が非常に高いことで知られるフランス・パリでは、女性の美しさのポイントのひとつが「すらりと長く伸びた首筋」なんです。
だから、パリジェンヌたちは40歳が近づくと首筋のケアに余念が無くなるのだとか。
なぜなら首筋がセクシーポイントであり、女性を見る時にすぐに首筋に視線がいく人がとても多いからです。
みなさんも首のしわや手の甲のしわで年齢を判断したことがあるのではないでしょうか。
それほどに、首は年齢が出やすいパーツなのです。
顔と首は繋がっているため、意識してそこに目をやる人も少なくありません。
「首は見られているんだ!」という意識を強くもって、スキンケアの際に忘れずに取り組んでいきましょう。
首は顔と違ってメイクではごまかせない
女性は外出する際に化粧をする人が多いので、顔のしわやシミをファンデーションによって隠すことはみなさんやっています。
しかし、首のしわは大きく一本入ることが多く、ファンデーションではなかなか隠せません。
首のしわはハイネックでも着ていれて隠せるかもしれませんが、夏には熱くて着られません。
首は常に「スッピン」の状態で人目にさらされています。
顔はメイクでなんとかごまかせても、首はいつもすっぴん勝負なのでごまかせません。
首の皮膚は顔の皮膚よりも薄いため、他の部分に比べて繊細です。
首は繊細がゆえに外的刺激から弱いので、しわが入りやすいということを覚えておいてください。
美容整形に行くにはまだ早い
Yahoo!知恵袋などの『お悩み投稿サイト』では、よく首のしわが治らないから整形をしようか迷っている方をお見かけしますがちょっと待ってください!
首のしわは家でのスキンケアや生活スタイルを変えることで解消できることは多いです。
実際に首にできたしわを両手で伸ばしてみてください。
伸ばしてみて、もし首のしわが薄れるようであれば、毎日のスキンケアや習慣で解決できるかもしれません。
まずはクリニックに相談する前に、首のしわができる原因を知って対処してほしいです。
正しい方法を知り実践すれば、もう首のしわに悩まされることはありません。
首の横ジワができてしまう原因
首のしわには、横ジワと縦ジワがあります。
首に線を描いたようなくっきり横ジワは、できるとかなりショックですよね…。
まずは首にできる横ジワについて知りましょう。
首に横ジワができる原因
首にできる横ジワは、首をよく下に向けて曲げる人にできやすいんです。
横ジワは生活スタイルで刻まれる首のしわであると覚えておいてください。
1、首を下に向けてする作業(勉強・読書・デスクワーク・炊事等)が多い
2、枕が高すぎる
3、姿勢が悪く、猫背になっている
こういった方は、常に首に「折れ線」ができている状態になります。
特に長時間同じ姿勢になりやすいのが、寝ている時です。
高すぎる枕を使用していると、常に首が前に向かって曲がった状態がキープされてしまいます。
他には下を向いた姿勢で長々と髪の毛を洗っていたり、電車で首を下に向けたまま長く居眠りやスマホをいじることが多い方は、折れ線ができやすいです。
実はこの横ジワ、一度できるとなかなか直しにくいのが特徴。
絶対にできないように予防することが何より大切です。
首に横ジワを作らないための4の約束
首に横ジワをつけないためには、首に横ジワをつけてしまう生活習慣を改めることが一番手っ取り早くて簡単です。
1、首を下に向けて作業するとき、ある程度時間が経過したら首周りのストレッチをする
2、枕を低いものに変え、首の下に折りたたんだタオルを入れて寝る
3、背筋を伸ばし、首を曲げた姿勢を正す
4、電車に乗ったらできるだけ下を見ないようにする
首の縦ジワができてしまう原因
では、次に首の縦ジワはどうしてできてしまうのでしょうか?
年齢を重ねるごとに細かく刻まれていく縦ジワ。
上手な予防やケアをするためにも、できる原因を探ってみましょう。
一番の原因は紫外線!
首に縦ジワができてしまう一番の原因は、紫外線による肌ダメージによるもの。
フェイスの素肌のしわも、たるみも、手のしわも、みんな紫外線が大きな原因になんです。
首も他の部位と同じく紫外線は天敵!
首は常に日にさらされています。
顔に日焼け止めを塗る人は多いですが、首は顔に比べてさらっと塗る程度の人が多い印象です。
首の皮膚にダメージを与えているのは、UV-A!
UV-Aとは、生活紫外線と呼ばれる『より深部に入り込んで真皮の奥にまで影響を与える』紫外線です。
紫外線は真皮の奥にまで入り込み、線維芽細胞やコラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸などにダメージを与えます。
線維芽細胞は、肌にハリを与えたり、うるおいをキープしたりする真皮の原料です。
しわができると、お肌の表面積が大きくなります。
つるんとした場所より、谷間がある方が表面積が広くなりますよね。
しわができるとその谷間にまで紫外線が入り込んでしまうので、よりお肌のコラーゲンがダメージを受け、しわが深くなります。
その結果、しわしわの年齢首になってしまうのです。
しわしわの首になる前に、「最近首筋のハリがなくなってきた」と気付いた時点で一度スキンケアを見直し、正しいケアを始める必要があります。
保湿が足りていない
首の皮膚はとても薄く、乾燥しやすい場所です。
しかも夏場は衣類から出ていることが多いので、紫外線を浴びてお肌を痛めた挙句、エアコンの冷気で乾燥の刺激もダイレクトに受けてしまいます。
しかし顔の皮膚と違って、あまりつっぱり感などを覚える場所ではありません。
顔に比べて皮膚も伸びやすいため気付きにくいのです。
そのため、お肌のコラーゲンにダメージを受け、首が乾燥している状態でどんどん動かしてしまい、首の縦ジワが強くなっていきます。
血液の循環が悪い
顔がむくみやすかったり、頭皮がカチカチに硬く固まっていたり、肩こりがひどかったり、首周りの血行が悪かったり…そんな悩みはありませんか?
近年、血液の循環の悪さを感じる女性が増えています。
また、最近は首がストレートネックになってしまい、痛みや首の凝りに悩む方、姿勢の悪さが目立つ方も増えています。
こうした骨格のゆがみやむくみやすさ、血行の悪さも首の美しさを奪う原因になります。
首の周りの血流やリンパの流れが滞ることで、首自体がむくんでしまうことがあります。
そして首のむくみは、最終的に縦ジワを作っていくのです…。
首にできるしわのうち、本当の年齢が出てしまう原因が縦ジワと覚えておきましょう。
縦ジワは、あごと首の付け根部分、そして首の生え際、鎖骨と鎖骨の間のくぼみあたりに集中して増えていきます。
縦ジワが増える三大要素は、紫外線・乾燥・血行不良と覚えておいてくださいね。
【厳選版】首のしわの予防方法
それでは本当に年齢が表れる首のしわは、どうすれば予防できるのでしょうか。
また首のしわができてしまった時は、どうすればしわの溝が浅いうちにケアできるのでしょうか。
首のしわの正しい予防方法を厳選してご紹介いたします。
紫外線から守るために
まずは紫外線から首筋を守るために、ボディ用のPAがしっかり強いUVクリームを首筋に塗ってお出かけするようにしましょう。
できれば年間を通して使うようにしてください。
そして、曇りの日でも紫外線は常に降り注いでいますので、必ず塗るようにしてください。
日焼け止めを塗るときに一番気をつけなければいけないのが、適量をしっかりと守るということです。
約90%の人は日焼け止めを適量を使えておらず、効果の高い日焼け止めを使っていても効果を十分に発揮できていない可能性があります。
せっかく日焼け止めを塗っているのに、効果が半減されていてはもったいないので、必ず適量を確認しましょう。
「それでも日焼け止めを塗るのは面倒くさい!」と思う方は、お化粧の下地に常にUVカットのクリームなどを使い、首筋にもしっかりと塗りこみましょう。
最近では下地やBBクリームにUVカット効果が含まれているものは多いので、自分に合った適切なものを選べばOKです。
乾燥を守るためにしっかりと保湿
お風呂から出た時、洗顔をした時につける化粧水や美容液、クリームなどを首の方まで広げて塗りましょう。
繰り返しにはなりますが、首の皮膚は薄いので乾燥には弱いです。
お風呂からでたらすぐに保湿してあげましょう。
スキンケアをおこなう際は耳のリンパから下に向けて流し、鎖骨を指で挟むように流しながら塗るとシワ予防に効果的です。
また寝る前にもできるだけ化粧水を手のひらで温めながら首筋を包み込むようにして入れ、クリームでフタをします。
その時もリンパ流しの簡単マッサージをするのがオススメです。
血液循環を促すための運動
お風呂に入って髪の毛を洗うときに上向きで洗うようにしましょう。
その際に、アゴをつきだして筋を伸ばすようにしてください。
シャワーを浴びるときは血流を促すチャンスです!
シャワーで肩回りを温め、肩甲骨をはがす運動をしてみましょう。
【肩甲骨をはがす運動】
①片方ずつ腕を横に伸ばして肩をぐりぐりっと回します。
②背中の肩甲骨を逆の手で触ってみて動いているかを確認する。
③前と後ろ5回ずつ、両腕で交互におこないます。
④最後に気を付けの姿勢で肩を両方回す。
以上のような運動をするだけで、肩回りがかなりスッキリします。
首の筋肉もほぐれて、筋肉も鍛えることができるのでシワがつきにくくなります。
ちなみに、血流が悪くなる大敵はお酒です!
お酒をたくさん飲んでそのまま寝てしまうのだけはやめてください。
顔や首周りがパンパンにむくみやすくなります。
血流の悪化はシワができやすい習慣のひとつですので気をつけましょう。
時間がない場合にもこれだけやっておこう!
「ここまでご紹介した方法を毎日おこなうのは難しい…」というう方、「忙しくて自分の時間が作れない!」という方は下記の習慣だけはおこないましょう。
紫外線対策
それも面倒くさい!という方は、お出かけ前にストールを巻きましょう。
玄関にストールをかけておき、くるくるっと首周りを守るように巻きます。
UVカットストールならそれだけでラクラクケアできちゃいますよ。
乾燥予防
いろいろするのは面倒くさい!絶対毎日続かない!という方は、お風呂上りの基礎化粧品ケアの時に、首筋まで手を伸ばして塗りこむことだけを続けてみましょう。
首筋にもたっぷり化粧水を入れ、クリームでフタをするだけで水分補給になります。
血液循環
「お酒と塩気はやめたくない、肩甲骨はがしは毎日続きそうもない!」という方は、湯船に入りながらシャワーで耳の後ろから上下にお湯を流しつつ、手で軽くもんでみましょう。
それだけでも身体が温まり、めぐりが良くなります。
特別な日だけでも頑張りたい!という時のなまけ美活マッサージ
「特別な日だけでも頑張りたい!」
「きれいな首筋とデコルテを演出したい!」
というときには下記のようなマッサージはいかがでしょうか?
面倒くさがり屋さんもデート前などのここぞという時に実践してみましょう。
まずは意識を変えるようにしましょう。
「私のセクシーポイントは首筋。首筋からデコルテは、私の顔の一部なの」と考えるのです。
そして、前の日は1日、洗顔後やお風呂上りの基礎化粧品で行うフェイスケアを、首筋からデコルテにかけて丁寧に行います。
化粧水や美容液、クリームをしっかりと塗りこんだら、最後にリンパを流してあげましょう。
耳の裏から下に向かってリンパを流します。
リンパを流す際には、指の腹でそっと指圧をしながら血流の流れをよくしていきましょう。
血流の流れを良くしたら、今度はデコルテです。
デコルテにも化粧水・引き締め美容液・クリームなどを手で温めながら入れていきます。
「私の鎖骨よ、キレイに出てこい」と念じながら、指先で鎖骨をはさんで指圧を挟みながら流します。
最後に肩甲骨はがしを簡単にしたら、ゆっくりと休みましょう。
意識をしながらスキンケアをおこなうことは重要で、何も考えながらおこなっているときと意識しているときでは効果に差が現れます。
それだけで翌朝の顔のすっきり感や、首筋、デコルテのなめらかさが少しだけ変わっているかもしれませんよ。
一度、騙されたと思って実践してみてくださいね!
つるすべ素肌で首筋美人!なまけ美活を毎日続けてピンチ肌をケア
首筋のキレイは年齢を隠してくれます。
逆に首筋のしわは年齢をいくつも上に押し上げてしまいます。
それほど、首筋には年齢が出やすいのです。首にはスッピンの顔があると心得ましょう。
とにかく、毎日できるだけ首筋を紫外線に当てないことが大切です。
それから洗顔後・入浴後に顔に入れる化粧水・美容液・クリームを、首筋にも一足伸ばしてあげるだけで保湿がぐ~んとアップします。
「うわ…しわがある」
「ちょっと首から上がむくんでない?」
とギョッとしてしまったときは、なまけ美活マッサージケアをたまに挟んでみてください。
面倒じゃないことを毎日続ける、「ながら」「ついでに」続けることが、なまけ美活のセオリーです。