表情ジワ改善の一手!笑顔で出る目尻のしわを退治して脱老け顔へ
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ふと鏡をみたら「すごいしわが寄っている!」と思ったことがある方はいませんか?
普段何気なく鏡を見るときは気づかないけど、ふとした表情の変化でしわが浮き彫りになることってありますよね。
笑ったときの目尻のしわやおでこに刻まれた深いしわ…これは表情ジワの可能性が高いです。
実際よりも老けて見えてしまう表情ジワ、どうすれば改善していけるのかを見ていきましょう!
目次
笑顔がチャームポイント!のはずがしわのもとに⁉
笑顔がチャームポイントだったはずなのに、いつの間にか笑うと年齢を感じる顔になっていたら、とてもショックですよね。
笑うとできるしわは表情ジワだった
笑った時、みなさんはどんな場所にしわができますか?
ほとんどの方は、目尻にできるしわが気になるのではないでしょうか。
その他にも目を見開いたり、眉を上げて笑うクセがある人はおでこにもしわが寄ります。
さらにほうれい線が深くなる方も少なくありません。
ほうれい線は顔の筋肉の構造上できる溝なのですが、笑うことでぐっと筋肉が動いてより深く感じられるようになります。
また目尻にできる笑いジワやおでこのしわは、表情ジワと呼ばれています。表情を変えることで表情筋が動き、その上にある皮膚も動いてしわになってしまうのです。
顔の皮膚はとても薄くできています。またおでこや目尻などは脂肪組織も薄くて皮が寄りやすいですよね。
表情ジワが定着すると、おでこの横ジワや目尻の深いしわになる
表情ジワは若くてピチピチした肌でもできます。
でもすぐに修復されて、肌は元の通りにつやつやに戻ります。
でも年齢を重ねることで、表情ジワが定着しやすくなってしまいます。
その大きな原因が、紫外線と乾燥です。
そして、意外に思われるかもしれませんが、表情が変わらなくなってしまうこと、表情が固まってしまうことも、表情ジワが固まる原因になるんです。
紫外線が表情ジワに及ぼす影響
顔はいつでも光にさらされる場所です。
紫外線は表情ジワに大きく影響しています…。
表情が変化するときにできる表情ジワに、なぜ紫外線が関係あるのかをみていきましょう。
紫外線により皮膚を支えきれなくなる
顔には数10種類もの表情筋が存在しており、さまざまな表情筋を色々なパターンで動かすことによって人間の表情は作られます。
表情筋を動かしやすい表情ならば問題はないのですが、筋肉に負担がかかる表情を定期的におこなってしまうと知らず知らずのうちに跡がついてしまうんです…。
表情のクセがあっても若い頃は戻せましたが、年齢を重ねると戻す機能が衰えていきます。
それに加えて紫外線の攻撃を受けると、真皮の奥にある線維芽細胞という基礎の細胞から、コラーゲンやエラスチン・ヒアルロン酸といったうるおい・弾力成分が作られなくなってきてしまいます。
結果、紫外線が原因で皮膚が支えきれなくなってしまい、表情ジワが浮き彫りになってくるわけです…。
紫外線から表情ジワを防ぐために
お部屋の中にいても、窓際で光が入ってくる場所なら紫外線は通過して私たちのもとまで届きます。
紫外線は夏だけでなく、冬もお家の中でも気を付けなければ、絶えず注がれています。
そしてこの「絶えず注がれている気付きにくい紫外線」こそ、コラーゲンなどのうるおい・ハリ成分を攻撃する、UV-Aなのです。
そこで、季節に関わらず毎日紫外線対策をすることが大切です。
いつどこで紫外線を浴びても大丈夫なように、朝の洗顔のあとはUVケアができるクリームなどをプラスしておきましょう。
表立った外出をしない日はお化粧をしない、という方でも、日焼け止めだけは必ず塗るようにしましょう。
またお化粧をするときも、ファンデーションはできるだけUV-Aを防いでくれるタイプのものを使うと良いですね。
PAという表示がUV-Aをカットしてくれる能力です。
+が多い方が紫外線から肌を守る能力が高いのですが、ウォータープルーフなど落としにくい化粧品を使うと、逆に肌に負担をかけてしまいます。
目の周囲をよく洗おうとすると、より目尻や眉間にしわが寄ってしまうので注意ですね。
紫外線から表情ジワ生成を防ぐ
紫外線からしわを作らないためには、毎日のUVケアがポイントです。
両方の眉毛に邪魔されて、眉間をうっかり塗り忘れてしまわないように、しっかりすみずみまで、目尻は特にしわを伸ばすように塗り入れてくださいね。
変化のない表情によって表情ジワはできてしまう
表情ジワができてしまうもう1つの理由は、表情筋をしっかり動かしていないからです。
「表情筋を動かした方がシワができるのでは!?」と思うかもしれませんが、無理な表情筋の使い方をしなければ表情筋はしっかり動かした方が良いでしょう。
日本人は特に表情筋が衰えやすいと言われています。
なぜならば、日本人が使う言語である『日本語』は表情筋をほとんど使わずに話することができるためです。
英語やロシア語など、話すときに舌を巻いたり、唇を弾いたりして発音する言語と違って、日本語は全然口元が動かないのはイメージがつくかと思います。
だからこそ日本人は外国の方よりも表情ジワが刻まれやすいので、しっかりと表情筋をトレーニングしておく必要があるんです!
表情筋の動かし方トレーニングをする
「毎日は厳しい…。」という方もいるかと思いますが、1日3分ほどで終わるので「ながら」運動でおこなっていただければと思います。
表情筋を鍛えることで表情ジワに効果があるのはもちろんのこと、肌にツヤやハリが出てくることも期待できるのでぜひお試しあれ!
1.「あ!い!う!え!お!」と発音しながらしっかりと口を動かします。
×3セット
2.舌を動かして上下左右に思いっきりつきだしましょう。
×2セット
3. 目を動かして上下左右を見渡しましょう。
×3セット
上記の運動を毎日おこなうだけで結構効果的なので、続けてみてください。
表情筋を動かすトレーニングは辛いという方は週に1回でもいいので実践しましょう。
少しずつ慣れてきたら回数を増やすくらいでも効果は期待できます。
基礎化粧品を使った表情ジワ対策
刻み込まれてしまった表情ジワに対して、スキンケアで改善していくのも手です。
お肌に水分と栄養を与えて肌を支える力を復活させることによって、表情ジワは目立たなくなっていくでしょう。
化粧水・美容液・エイジングケアクリームでなまけ美活
まずはキレイに洗顔をしてメイクや汚れをしっかりオフします。
石けん成分が残らないよう、しわの間も水でよくすすぎます。
髪の生え際に入り込む洗顔料も、しっかり流してくださいね。
それから吸水性の高いタオルでそっと押さえて水分を取ったら、いよいよ保湿です。
化粧水に限らずですが、必ず適量を守って使用するようにしてください!
適量を使わないと、せっかくの効果が40~60%下がってしまうと言われています。
化粧水をしっかりとまんべんなく染み込ませていき、入りにくくなったら終了です。
もう充分に化粧水は入っています。
それから美容液を使います。
表情ジワが特に気になる方は、リフトアップ効果の高いものやハリ美容液を選びましょう。
全体に同じように塗りたくってしまうのではなく、目の周囲やほうれい線まわりなど、気になる部分に対して重点的に入れていきます。
最後にクリームで水分にフタをしますが、エイジングケアクリームやアイクリームなど、ポイントで使うものでしわになりそうな場所へ活力を与えましょう。
特に寝る前のお手入れには効果的です。
寝る前にアイクリームやエイジングケアクリームだけをプラスしたいときは、気になる場所を温かいタオルで蒸し、毛穴を広げてあげることで浸透しやすくなります。
目の周りなどは筋肉の緊張もほぐれるので、緊張による表情ジワが多い方には特におすすめですよ。
火傷をしないよう、お風呂のお湯程度の温かさに留めておいてくださいね。
笑うこともたるみケア!しわを気にせず笑うために
いつも笑っていると、どうしても目尻のしわやほうれい線の上の頬の盛り上がりなどが目立つようになります。
でも、笑わずに、表情を変えずにいると、表情筋自体が力を失って、表情がぼんやりとぼやけた印象になってしまいます。
あごのラインや顔の輪郭もぼんやりとして、シュッと引き締まっていた若いころとは違ってきます。
またきれいなアーモンドアイだった自慢の目も、まぶたが垂れ下がったり、目尻がさがってきたりしてタレ目になってしまうこともあります。
何より、口角がさがってきてしまうと、いつもへの字口に見えてしまうようになります。
ほうれい線にかかっている口の周りの筋肉も同じようにへたってくると、いわゆる「ブルドッグ顔」に。
特に怒っているわけでもないのに、いつもなんとなく不機嫌に見える顔になってしまったら、ショックですよね。
それよりは、目尻にたくさんしわを刻んで、いつも屈託なく笑う表情豊かな年齢の取りかたの方が、女性としては魅力的な将来像ではないでしょうか。
毎日いろいろなことにチャレンジして、いろいろな人々と交流をもって、子どもたちと笑ったり怒ったり忙しく表情を変えて生きることも、表情も心もたるませない生き方なのかもしれません。