とにかく保湿?素敵な笑顔の人こそ気をつけたい表情ジワ

女性たちの笑顔イメージ
しわ・たるみ

「笑顔が可愛い女性っていいな」……そんな風に思っていた若いころ。でも、40代にもなってくると、可愛いかどうかや美しいかどうかではなく、いつも笑顔でいられる人って素敵だな、という気持ちになってくるものです。

笑顔が素敵な女性になりたい!と思っても、笑った顔の写真が老けて見える……その原因は、表情ジワではないでしょうか。表情ジワは、表情を変えることでできるしわのことです。どうすれば、いつまでも笑顔が素敵な女性でいられるのでしょうか。

笑顔がチャームポイント!のはずがしわのもとに⁉

驚く女性

笑顔がチャームポイントだったはずなのに、いつの間にか笑うと年齢を感じる顔になっていたら、とてもショックですよね。

笑うとできるしわは表情ジワだった

笑った時、みなさんはどんな場所にしわができますか?目尻にできるしわが代表的ですね。その他にも目を見開いたり、眉を上げて笑うクセがある人はおでこにもしわが寄ります。さらにほうれい線が深くなる方も少なくありません。

ほうれい線は顔の筋肉の構造上できる溝なのですが、笑うことでぐっと筋肉が動いてより深く感じられるようになります。また目尻にできる笑いジワやおでこのしわは、表情ジワと呼ばれています。表情を変えることで表情筋が動き、その上にある皮膚も動いてしわになってしまうのです。

顔の皮膚はとても薄くできています。またおでこや目尻などは脂肪組織も薄くて皮が寄りやすいですよね。

表情ジワが定着すると、おでこの横ジワや目尻の深いしわになる

表情ジワは若くてピチピチした肌でもできます。でもすぐに修復されて、肌は元の通りにつやつやに戻ります。

でも年齢を重ねることで、表情ジワが定着しやすくなってしまいます。その大きな原因が、紫外線と乾燥です。そして、意外に思われるかもしれませんが、表情が変わらなくなってしまうこと、表情が固まってしまうことも、表情ジワが固まる原因になるんです。

紫外線が表情ジワに及ぼす影響

照りつける太陽

顔はいつでも光にさらされる場所です。特に顔の中心にあり、出っ張っている眉間は日光がしっかり当たってしまいます。

紫外線が長年かけて作りだすピンチ肌

紫外線は、長い年月をかけて私たちの肌を侵食しています。特に注意したいのが生活紫外線、UV-Aです。火傷のようなサンバーンを起こすUV-Bはレジャー紫外線といって、夏の海水浴やアウトドアレジャーの時などに強烈な影響を与えますが、UV-Aは日常生活でまったく気づかないうちにひたひたと肌にしのびこんでいるのです。

UV-Aは肌の表面近くではなく、真皮まで入り込みます。私たちの皮膚は一番外の角質層とそれを守る皮脂膜、その下の表皮、その下の真皮からできています。とても薄く、全部合わせても数ミリしかありません。

肌はターンオーバーといって、表皮の奥から新しい皮膚細胞がどんどん表に押し出され、最後は角質層の一番外側から老廃物として剥がれ落ちていきます。

さらにその奥にある真皮はコラーゲンなどでできています。コラーゲン・エラスチン・ヒアルロン酸などで作られる水分たっぷりぷるっぷるの弾力地帯です。

しかし紫外線の攻撃を受けると、真皮の奥にある線維芽細胞という基礎の細胞から、コラーゲンやエラスチン・ヒアルロン酸といったうるおい・弾力成分が作られなくなってきてしまいます。また紫外線の攻撃で弱ったところに、表情による折りたたみが何度も繰り返されると、そこは深い溝になってしまい、しわになるのです。

紫外線から表情ジワ生成を防ぐためのなまけ美活

お部屋の中にいても、窓際で光が入ってくる場所なら紫外線は通過して私たちのもとまで届きます。紫外線は夏だけでなく、冬もお家の中でも気を付けなければ、絶えず注がれています。そしてこの「絶えず注がれている気付きにくい紫外線」こそ、コラーゲンなどのうるおい・ハリ成分を攻撃する、UV-Aなのです。

そこで、季節に関わらず毎日紫外線対策をすることが大切です。お家の中で仕事をする主婦の方や在宅ワーカーさんでも、外にまったく出ない訳ではありませんよね。洗濯物を干したり、お庭やベランダの掃除をしたり。子どもの送り迎えで外に出ることもあるでしょう。

車の運転や、窓際での作業などでも、紫外線の影響を受けます。そこでいつどこで紫外線を浴びても大丈夫なように、朝の洗顔のあとはUVケアができるクリームなどをプラスしておきましょう。表立った外出をしない日はお化粧をしない、という方でも、日焼け止めだけは必ず塗るようにしましょう。

またお化粧をするときも、ファンデーションはできるだけUV-Aを防いでくれるタイプのものを使うと良いですね。PAという表示がUV-Aをカットしてくれる能力です。+が多い方が紫外線から肌を守る能力が高いのですが、ウォータープルーフなど落としにくい化粧品を使うと、逆に肌に負担をかけてしまいます。目の周囲をよく洗おうとすると、より目尻や眉間にしわが寄ってしまうので注意ですね。

紫外線から表情ジワ生成を防ぐ
紫外線からしわを作らないためには、毎日のUVケアがポイントです。両方の眉毛に邪魔されて、眉間をうっかり塗り忘れてしまわないように、しっかりすみずみまで、目尻は特にしわを伸ばすように塗り入れてくださいね。

乾燥が表情ジワに及ぼす影響

紫外線とともにピンチ肌を促進させるのが、肌の乾燥です。冬場の乾燥した風にあたると、それだけで肌が引きつれるように乾いていくのを感じますよね。

乾燥による肌ダメージは一年中!

乾燥による肌ダメージというと、関東や太平洋側に住んでいる人にとっては「冬の大問題」というイメージですよね。でも近年は、肌の乾燥問題は冬場の風物詩ではなくなっているのです。

特に注意したいのは夏場です。なぜ汗をたくさんかく夏場に皮膚が乾燥するの?と不思議に思いますが、実は一日中かかっているエアコンが、肌からうるおいをどんどん奪っているのです。

素肌は、皮膜に覆われることで外的刺激から守られています。最も外側にあるのが角質層の外側を覆う天然のバリア、皮脂膜です。皮脂と汗が混ざり合った、天然のクリームです。またNMFと呼ばれる天然保湿因子、角質細胞間脂質の3つが素肌の表皮でうるおいをキープしています。

NMFは角質の細胞内にある保水力のあるアミノ酸の一種です。しかし皮脂膜も、NMFも角質細胞間脂質も年齢とともに減少し、表皮を外的刺激から守る力がどんどん弱くなってきます。

表皮の下にある真皮には、肌の弾力のもととなるコラーゲンやエラスチン・ヒアルロン酸が存在します。さらにそれらの原細胞となる線維芽細胞も真皮にあります。しかし表皮が乾燥によってダメージを受けることで、真皮にもダメージが及んでしまいます。また真皮を構成する物質も、年齢とともに減少していってしまいます。

年齢とともにコラーゲンの生成も追いつかなくなったり、足りなくなったりしてピンチ肌へと変わっていきます。エラスチン・ヒアルロン酸も同様です。こうなると、肌の弾力が失われ、コラーゲンにヒビが入ることもあります。

お肌にちりめんジワやキメの荒れがあっても、保湿すればふっくらうるおう状態であれば、しわは深部まで到達していないと思われます。

しかし保湿してもしわが消えない、戻りが悪い場合は、しわが真皮まで到達し、コラーゲンにヒビが入った状態まで進んでいる可能性があるのです。

乾燥肌をうるおすなまけ美活

乾燥肌をうるおすためには、何よりまず保湿が肝心です。保湿といえば化粧水ですが、お肌にコスメや汚れがついたままでは素肌に保湿成分や水分が浸透していきません。面倒でも、お化粧は毎日しっかりオフしましょう。

実は、「洗顔」がしわのネックになっていることも多いんです。みなさん、顔を洗っている時に、無意識に顔をしかめていませんか?きちんとお化粧を落としたはずなのに、眉間のキメや目のキワなどにメイクが残っていたことはありませんか?しかめ面で顔を洗い流していると、眉間や目尻のしわのすき間に入ったコスメが落ちないのです。

そこで、洗顔の時にそっと眉間や目尻の部分に指を添わせ、しわが寄っていないかチェックしてみましょう。しわが寄っていたら顔全体をリラックスさせ、しわを伸ばしてしっかりメイクを洗い流しましょう。

メイクがウォータープルーフなどで二度洗いしなければならないタイプだと、肌に負担がかかります。何度も洗うことで天然の保湿クリームの役割を果たす皮脂膜までごっそり落としてしまいますし、ゴシゴシこすれば肌に刺激を与えることになります。

洗顔石けんやクレンジング剤は、お肌に優しいものを使うことを心がけてください。

ビタミンC豊富の【柿】を食べるだけで、紫外線ダメージをケアできます。
レモンやみかんに豊富なイメージの強い「ビタミンC」ですが、なんと、柿にはみかんの約2倍に相当します。
柿にはお肌を乾燥から守ったり、目などの粘膜を強くする働きが期待されているβ-カロテンも豊富なのでデザートに迷ったら【柿】を選びましょう。

基礎化粧品を使ったしわ対策

美容液

基礎化粧品は、そろそろ選び方を考え直すターニングポイントですね。何種類も使うのは面倒!という方のために、たった3つにこだわるケアをご紹介します。

化粧水・美容液・エイジングケアクリームでなまけ美活

まずはキレイに洗顔をしてメイクや汚れをしっかりオフします。石けん成分が残らないよう、しわの間も水でよくすすぎます。髪の生え際に入り込む洗顔料も、しっかり流してくださいね。それから吸水性の高いタオルでそっと押さえて水分を取ったら、いよいよ保湿です。

化粧水は、高いものを少し使うのではなく、お値段がお手ごろでもいいのでたっぷり使いましょう。化粧水の適量は、肌が教えてくれます。手のひらに化粧水を出して少し温め、顔に軽くプッシュするように入れていきます。あごのライン、眉間や目尻のしわの間も指の腹を上手に使って入れていきます。ほうれい線やまぶたなどは、手のひらで押し上げるように化粧水を入れましょう。化粧水の浸透が悪くなり、入りにくくなったら終了です。もう充分に化粧水は入っています。

それから美容液を使います。しわが気になり始めた方は、リフトアップ効果の高いものや、ハリ美容液を選びましょう。全体に同じように塗りたくってしまうのではなく、目の周囲やほうれい線まわりなど、気になる部分に対して重点的に入れていきます。

最後にクリームで水分にフタをしますが、エイジングケアクリームやアイクリームなど、ポイントで使うものでしわになりそうな場所へ活力を与えましょう。特に寝る前のお手入れには効果的です。

寝る前にアイクリームやエイジングケアクリームだけをプラスしたいときは、気になる場所を温かいタオルで蒸し、毛穴を広げてあげることで浸透しやすくなります。目の周りなどは筋肉の緊張もほぐれるので、緊張による表情ジワが多い方には特におすすめですよ。火傷をしないよう、お風呂のお湯程度の温かさに留めておいてくださいね。

笑うこともたるみケア!しわを気にせず笑うために

笑顔の女性

いつも笑っていると、どうしても目尻のしわやほうれい線の上の頬の盛り上がりなどが目立つようになります。でも、笑わずに、表情を変えずにいると、表情筋自体が力を失って、表情がぼんやりとぼやけた印象になってしまいます。

あごのラインや顔の輪郭もぼんやりとして、シュッと引き締まっていた若いころとは違ってきます。またきれいなアーモンドアイだった自慢の目も、まぶたが垂れ下がったり、目尻がさがってきたりしてタレ目になってしまうこともあります。

何より、口角がさがってきてしまうと、いつもへの字口に見えてしまうようになります。ほうれい線にかかっている口の周りの筋肉も同じようにへたってくると、いわゆる「ブルドッグ顔」に。

特に怒っているわけでもないのに、いつもなんとなく不機嫌に見える顔になってしまったら、ショックですよね。

それよりは、目尻にたくさんしわを刻んで、いつも屈託なく笑う表情豊かな年齢の取りかたの方が、女性としては魅力的な将来像ではないでしょうか。毎日いろいろなことにチャレンジして、いろいろな人々と交流をもって、子どもたちと笑ったり怒ったり忙しく表情を変えて生きることも、表情も心もたるませない生き方なのかもしれません。

なま けいこ

「キレイになりたいけど、めんどくさいことは嫌!」 常にお得な美容情報を探している大人女子。

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