顔が劇画調に!?ゴルゴ線はマッサージと顔ヨガでスッキリ

悩む女性イメージ
しわ・たるみ

目元から斜めにスッと入る頬の上のライン。イケメン俳優に入ればぐっと渋さが増して、色気もアップする魅惑のラインですよね。しかし女性の場合はここにラインが入るだけで、顔の印象がぐっと老けてしまう、恐怖のラインなのです。このライン、その名も「ゴルゴ線」と呼ばれています。

私の顔がいつの間にかゴルゴ13に!?目立ちすぎるシワの正体

驚いた女性

目元から斜めに入るシワのラインが「ゴルゴ線」と呼ばれる理由は、有名マンガ『ゴルゴ13』の主人公、デューク東郷の顔にあります。そう、彼の顔にはいかにも凄腕スナイパーというイメージの、いかつい「線」がくっきりと刻まれていますよね。しかも左右それぞれなので、2本も。でも、女性の顔にあの線は重すぎます。

ゴルゴ線っていったい何?衝撃の正体

では、ゴルゴ線っていったい何なのでしょうか。なぜ頬の上に線が入ってしまうのでしょうか。ゴルゴ線はいかにも「シワ」に見えますが、実はシワではないのです。ほうれい線も一見シワに見えますが、シワではありませんでした。では何かというと、顔の筋肉にもともとある、構造上の溝だったのです。

実はゴルゴ線も同じ、頬の部分にある構造上の溝です。筋肉の境目にある溝で、筋肉の付き方や頬の脂肪の付き方、骨と筋肉の位置関係によって、溝が生まれやすい構造の人と、生まれにくい構造の人がいます。

頬の部分に誰もが持っている構造上の溝ですが、人によって出にくかったり出やすかったりします。そのため、脂肪や筋肉がまだ少ない赤ちゃんに現れることもありますし、まだ若いうちにうっすらとラインが見え始める人もいます。でも、はっきりとあらわれてくるのは40代前後以降からです。

ゴルゴ線ってどういう印象になるの?

ゴルゴ線が入ると、女性の顔は一気に老けた感じに見えます。もしくは、疲れ果て、やつれはてたような印象になってしまいます。中にはゴルゴ線の内側に目の下のクマが組み合わさり、一層くたびれた印象が強くなってしまう方もいます。

ゴルゴ線の名前の由来になっている張本人のデューク東郷はいかめしく強そうなイメージですが、男性と女性では印象がガラリと変わってしまいますね。しかもゴルゴ線が深くはっきりとした溝になってしまうと、メイクをしても隠し切れなくなってきます。

ゴルゴ線とは通称で、正式な名前はミッドチークライン(中頬溝)といいます。自分にはまだ入っていないという方は、スマホのアプリなどを使って目元から頬にかけてラインを引いてみてください。一気に顔の印象が変わってしまうことが分かりやすいと思います。

身体の特徴上ゴルゴ線ができやすい人もいます

口元を隠す女性

持って生まれた顔の特徴のため、ゴルゴ線ができやすいという人もいます。特にクマができやすいタイプの人は、ゴルゴ線が目立ちやすいのです。そういった方は年齢に関係なくゴルゴ線が出やすくなります。特に出やすい特徴の方をご紹介します。

目の下の脂肪が少ない

生まれつき目の下の脂肪が少なく、皮膚が薄い人は、目の下の部分が大きくクマのようになって見えます。目の下の部分はもともと脂肪が少なめで、皮膚も薄めにできているのですが、普通の人よりもはるかに脂肪が少なく皮膚も薄い、という人もいます。

遺伝することもあるので、周囲の親族や親せきに同じような特徴を持った人がいるなら、生まれつきかもしれません。脂肪や皮膚が薄いと、その下にある毛細血管が透けて見えやすくなり、手首に血管が青く浮き上がるのと同じ原理で、目の下の部分が青っぽく見えてしまうのです。

寝不足でもないのに、若いころからクマが常にとれないという方もそういう傾向が強いようです。またクマになっている部分が多いと、そこが陰って見えるので、ゴルゴラインがはっきりしているように見えてしまいます。

目が大きい人

目が大きいことは女性にとって大きなチャームポイント。自慢のひとつですよね。でも目が大きい人は、ショックなことにクマができやすくゴルゴ線が入りやすいのです。

目が大きいと、眼窩(がんか)と呼ばれる頭蓋骨の眼の穴部分も大きくなります。その部分に薄い皮膚が張るので、クマができやすくなります。

睡眠不足の人

言うまでもありませんが、睡眠不足だとクマが出やすくなります。クマが出やすくなるとゴルゴ線も見えやすくなってしまいます。

寝不足だと血行不良になり、酸素が行きわたらないため毛細血管の色も沈んできます。そのため、目の下のクマの色がますます濃くなり、ゴルゴ線がくっきり見えてしまうようになるのです。

色素沈着が多い人

色素沈着が多く、そばかすやシミなどができやすい方は、目の周りにも色素沈着が多く出やすくなります。

そのため、目の周りから涙袋あたりまで茶色いクマのようなシミになってしまい、やはりゴルゴ線が目立ちやすくなります。

身体的特徴によるゴルゴ線を隠す方法

身体的な特徴でゴルゴ線が見えやすい方は、ちょっと損をした気分になってしまいますよね。でも大丈夫!そんな時もきれいにケアできる方法はありますよ。

まずは目の周りの皮膚を刺激しないように、血行をアップさせます。お風呂のお湯くらい、40度くらいの温かさに絞ったタオルを目の上に乗せ、ホットタオルにより血行をアップさせましょう。それだけでも目の周りの血色の悪さをケアすることができます。

またメイクでクマを隠すことで、ゴルゴ線を目立たなくすることもできます。

青いクマ
寝不足や血行不良が原因の青いクマは、オレンジ系のリップとリキッドファンデーションを混ぜたものをクマの上に塗り、スポンジで軽く馴染ませます。それからベースのファンデーションを顔全体に塗っていき、最後に肌色に合うリキッドコンシーラーでクマのに置き、スポンジで再度なじませれば、かなり目立たなくなります。

黒いクマ
皮膚のたるみなどが原因で陰影が強くなってしまうために出る黒いクマ。消すためには赤いリップチークを指先でクマになじませます。その上から、涙袋にはかからないようにコンシーラーを置きます。さらにフェイスパウダーを重ね、涙袋の周囲の陰影を明るくすれば、黒クマが目立ちにくくなります。

茶色いクマ
シミや色素沈着がもとになっている茶色いクマ。隠すためにはオレンジ系のクリームチークかコンシーラーを使います。クマの上にチークやコンシーラーをなじませ、その上からファンデーションをなじませれば目立ちにくくなりますよ。

クマによって色が違うので、隠すために使う化粧品の色合いも違います。そこに注意をすれば、クマを隠すことでゴルゴ線を目立ちにくくさせることは可能です。

クマが原因でゴルゴ線が目立ちやすい女性は、ベースのファンデーションを塗る前に一工夫!クマの色に合わせてチークやコンシーラーをプラスすることで、クマを目立ちにくくさせることができ、ゴルゴ線も目立ちにくくなります。

ゴルゴ線ができてしまう理由とケア方法

ここでワンポイント

骨格上の理由以外にも、ゴルゴ線はできやすくなります。ずばり、40代前後から目立ちやすくなる、ということは、年齢とともにあらわれるさまざまな変化が要因になっているということですよね!それぞれの理由と、ケア方法についてご紹介していきます。

目のまわりや頬にある表情筋の衰え

目の周りや頬など、顔には約60種類もの表情筋が存在しています。複雑なその筋肉の動きが、ヒトの表情を豊かにしています。しかし年齢とともに衰えることで、ゴルゴ線も目立つようになってしまうのです。

表情筋が衰えるとなぜゴルゴ線が目立つの?

表情筋が衰えると、顔の骨に近い部分から皮膚の表面に向かって張られている「リガメント」という靭帯があらわになってしまいます。リガメントは皮膚と骨を固定するための靭帯で、顔のいろいろな場所にあり、リガメントで押さえられている部分はたるみにくくなっています。

逆にリガメントが無い部分は皮膚や脂肪がたるんで下がりやすく、下がってきた部分はリガメントのある場所に溜まります。それがはっきりあらわれてしまう場所のひとつが、ゴルゴ線なのです。

PCやスマホによる影響

表情筋が衰える理由のひとつがPCやスマホの使用と言われています。長時間無表情のままモバイルに向き合っていることが多くなると、そのまま表情筋が使われることなく固まってしまいます。そのため筋力が衰えてしまうのです。特に大頬骨筋・小頬骨筋・上唇挙筋の衰えがたるみにつながると言われているのです。

目のまわりや頬にある表情筋の衰えのケアの仕方

目の下の骨や頬骨にあるリガメントをほぐしてから表情筋を鍛えると効果的です。

大きく口と目を開くように「あいうえお」をゆっくり声に出して言うトレーニングは、顔の表情筋を鍛える体操にもなります。顔の筋肉が動いていることを鏡で確認しながら動かしてみましょう。

また、喜怒哀楽ははっきり顔に出すように心がけることも大切です。大人になるほど喜怒哀楽を心の中にしまい込むものですが、時には思いっきり笑ったり、顔をくしゃくしゃにして悔しがったり、思いっきり泣いたりしてみることで、心身ともにスッキリしますよ。

無表情でスマホを眺める時間をなるべく減らし、喜怒哀楽をハッキリさせて生活してみましょう。それだけでも顔がハツラツとし、たるみ予防になります。

姿勢の悪さ、目の疲れや肩こりなどによる血行不良

姿勢が悪く、常に猫背になっている女性も目立ちます。やはりPCやスマホを見続けることが原因になっている方は多いようです。それが原因で顔がたるんでしまう方もいます。

姿勢の悪さや目の使い過ぎが血行不良につながる

スマホで無表情を続けた結果、目の使い過ぎで目の周りの表情筋を緊張させ続けたり、血行不良を引き起こしてしまいます。また悪い姿勢による肩や首のこりが血行不良につながることも。

血行不良は顔むくみや冷えの原因になります。もともといつも外気にさらされお風呂にも浸かれない顔は、「顔冷え」しやすいのです。また猫背であごが前に突き出ると、顔の皮膚が下に引っ張られるのでたるみやすくなってしまいます。これらを解消するには顔マッサージで血行アップが効果的です。

顔マッサージはクリームを塗った時に行うと良いでしょう。

①両親指の腹を上に向けて、指先から腹にかけてを小鼻の左右にある頬骨の下に当てます。
②頬骨を押し上げながら筋肉をほぐすように、斜め方向に押しながら左右に細かくゆらします。
③3秒ずつ動かします。最初にセットした場所から、頬骨をたどって耳の前までほぐしていきます。
④今度は両人差し指の腹を両目頭の下の骨に優しく当てます。
⑤皮膚を下げたり引っ張ったりしないように注意しつつ、骨を垂直に3秒押します。
⑥3秒ずつ動かしながら、目尻の横まで移動してください。
⑦最後に眉山より少し眉尻側を上に引き上げながら3秒圧迫します。

その後、耳から首筋、デコルテにかけてリンパを流して終了です。ホットタオルで温めてから行うと、より良いですよ。

血行不良を改善しましょう。いつ触っても鼻や耳、ほっぺが冷たくて血色が悪いなら、血行不良かもしれません。肩こり・目の疲れを改善し、ホットタオルマスクを行うのも効果的です。

加齢による素肌の弾力の低下

ショックを受ける女性

加齢による素肌の弾力の低下で顔がたるんでくることは大いにあり得ます。ゴルゴ線だけでなく、ほうれい線などのライン問題は加齢による素肌の弾力の低下がポイントです。

加齢による素肌の弾力低下をケアするには

加齢によって素肌の弾力が低下するのは、真皮層にあるコラーゲンなどのプルプル成分が衰えてくるからです。そこには紫外線によるダメージや活性酸素による老化、乾燥による老化などがひそんでいます。

何歳になっても、どんな季節でも紫外線対策を怠らず、活性酸素を防ぐ生活習慣や、乾燥を予防する保湿系スキンケアが重要です。

冬場の洗濯物干しなど、ちょっとした外出でも紫外線対策を怠らないようにしましょう。肌の衰えは、こうした日々の紫外線ダメージによって引き起こされます。またスキンケアによる保湿は朝晩、そして寝る前にしておくと防ぐことができますよ。

脂肪が少なくなったり、たるんできたりする

実は皮下脂肪も衰えます。急激なダイエットを繰り返したり、年齢による脂肪の減少によって、脂肪も衰えてたるんでいきます。それをケアするためには良質な食事に頼ることが大切です。

脂肪が増えたことによるたるみもあるので、急激に太らないことも重要ですよ。

年齢とともに急激なダイエットやリバウンドは避け、良質な油を含むナッツなどを食べるように心がけましょう。

表情ぐせとメイクカバー

メイクする女性

表情ぐせによるゴルゴ線もあります。表情ぐせはなかなか治せるものではないため、気を付けることはちょっと難しいですよね。そのため、日々表情豊かに過ごして表情筋が固まることを防ぎ、リガメントマッサージなどで顔の筋肉をほぐしてあげましょう。

どうしても消せない場合はメイクでカバーします。ピンク系・ゴールド系のコンシーラーをゴルゴ線の上に薄く置いてなじませ、パウダーで全体になじませると、ゴルゴ線は目立ちにくくなりますよ。

ゴルゴ線は薄いうちに撃退!

ゴルゴ線は薄いうちに撃退することが大切です。いつの間にか深く刻まれてしまうと、なかなかカバーも難しくなってきます。

この記事をお読みいただいている間、無表情になっていませんでしたか?その無表情が、深いゴルゴ線の原因になってしまうのです!鏡に向かって顔のストレッチを行い、表情筋をしっかり動かす日常を送りましょう。

なま けいこ

「キレイになりたいけど、めんどくさいことは嫌!」 常にお得な美容情報を探している大人女子。

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