唇の老化はプラス10歳!?縦じわを防いでぷるぷるリップに

女性の唇イメージ
しわ・たるみ

女優さんの唇って、いつもつやつやでぷるぷるですよね。まるでみずみずしい果実のよう……それなのに、同じ年ごろの私たちは、どうしてリップがよれてきたり、唇が荒れて硬くなってしまうのでしょう。そしてよく鏡をチェックしてみると、若いころにはあまり気にならなかった縦じわがハッキリ刻まれていることも。

唇の縦じわは、ズバリ老化のサインです。唇が老化してしまうとリップがうまく乗らなくなり、見た目年齢もぐっとアップしてしまうんですよ。なぜ唇には縦じわができてしまうのでしょうか。そしてどうすれば思わず触れたくなるようなプルプルリップを維持できるのでしょうか。誰でもできるなまけ美活ポイントをご紹介します。

どうして唇には縦じわができやすいの?

女性の唇

そもそもどうして唇には縦じわができやすいのか、ご存じですか?唇は意外とセンシティブで、顔の素肌とはまた違ったお手入れが必要な場所だったのです。では唇がどんな場所なのか、改めて見ていきましょう。

普通の皮膚とは違い、粘膜が外に出ている部分

唇は普通の皮膚とは違います。顔はとても特殊な場所で、身体のほかのパーツとはいろいろな点で異なっています。特に注目したいのは、唇や鼻・目など、粘膜が外に接している場所がいくつもあることでしょう。

唇は粘膜です。粘膜は皮膚とは違います。唇は特に粘膜部分が大きく外に出た状態になっているため、普通のスキンケアではお手入れが足りていないこともあるのです。また食事をしたり口紅を塗ったり、刺激もよく与えられる場所ですよね。

皮脂腺・汗腺がないため、皮脂膜でカバーできない

唇は普通の皮膚とは違うため、皮脂腺や汗腺などがありません。皮脂腺は皮脂を分泌する器官、汗腺は汗を分泌します。なぜこの二つが重要なのかというと、皮脂と汗が出ないということは、皮脂膜が作り出せないということにつながるからです。

皮脂膜とは、皮脂と汗が混ざり合ってできる、天然の保湿クリームです。角質層のもっとも表側をバリアのように覆い、乾燥や外的刺激から皮膚を守っています。でも唇には皮脂腺も汗腺もないので、皮脂膜のバリアが作られないのです。そのため乾燥しやすい場所となっています。

角質層がなく表皮層が非常に薄い

唇には角質が層をなすほどなく、表皮層も大変薄くなっています。粘膜のバリアは一応ありますが、それだけでは唇のうるおいを守り切ることは難しいでしょう。そのため乾燥しやすく、外的刺激によるくすみや荒れが起こりやすいのです。

ターンオーバーがとても速い

唇には分厚い角質層が無いため、ターンオーバーのペースが非常に速いという特徴があります。子どものころ、口の中や唇をケガしても、すぐに治ってしまった経験はありませんか?そのため、ちょっとしたトラブルはすぐに治ってしまいます。

とはいえ、年齢とともに修復は完全ではなくなってきます。古くなった角質がちゃんと落ちずに残ってしまったり、割れやすくなった表皮の間にメイクが残って荒れたりと、トラブルが起こりやすく、治りにくくなっていきます。その結果、乾燥が進み老化が目立つようになるのです。

皮がめくれやすい

唇は薄い角質や表皮がかろうじて守っているだけで、とてもナイーブな場所です。それなのに食事や咳、くしゃみ、洗顔、メイクにリップと、さまざまなことで擦過摩擦を起こしやすく、刺激にさらされます。

そういった刺激が余計に乾燥を呼び、さらに刺激を与えられると唇の皮は簡単にめくれてしまいます。またキメも整わなくなり、肌奥のコラーゲン層にもひびが入りやすくなって縦じわになってしまうのです。

唇に縦じわができる原因をチェック!理由と予防方法

カフェの女性

唇がとてもデリケートな場所ということが判明しましたね。では、縦じわはどうやってできるのでしょうか。その原因と予防法をチェックし、リップの乗りが悪くなったり、クレンジングで落としにくくなるといった老化の予兆を感じる前にさっそく始めてみましょう。

加齢による縦じわ

まずはやはり加齢による原因が挙げられます。ショックですが、加齢は私たちの身体のさまざまな場所に爪痕をつけていくのです。

加齢による縦じわができる過程

年齢とともに、私たちの身体にはさまざまな変化が訪れます。特に注目したいのが新陳代謝の衰えでしょう。二十歳くらいまではどんどん上昇していた新陳代謝の値は、それをピークにどんどん後退していきます。二十歳から倍の時間が過ぎた40代になると、かなりの違いが出てきます。

新陳代謝がうまくいかなくなると、真皮の中にあるうるおい成分コラーゲンの生成量も少なくなっていきます。コラーゲンはふっくらとしたハリを素肌や唇にもたらすため、コラーゲンが足りなくなると当然ハリは失われます。

またコラーゲンがあまり作られなくなって、外的刺激によるヒビが入っても修復が追いつかなくなってくると、その部分が谷間のようになってしまいます。これが縦じわの正体のひとつと考えられています。

唇の老化を防ぐための予防策

加齢によるしわを防ぐためには、やはり内側からのケアも重要ですね。真皮のコラーゲンを増やすためには、タンパク質の中でもアミノ酸を多く含む食べ物や、コラーゲン自体をしっかり食べ続けることが大切です。

年齢を重ねることによる身体の変化は、活性酸素や紫外線、乾燥など、これまでに経てきたさまざまな刺激が積み重なって起きています。また更年期にさしかかり、女性ホルモンの変化や自律神経の変化が起こることに由来している可能性もあります。

ストレスが身体や心に異変として出ないうちに、しっかりと休むように心がけましょう。夜はいつまでも起きていると、どうしても寝つきが悪くなり睡眠の質が低下します。早寝早起きを心がけ、深夜に熟睡タイムが来るようにすると、成長ホルモンの分泌もアップして新陳代謝も活性化します。

唇に縦じわが目立ってきた、くすんできたなと感じ始めたら、女性として生活習慣・食生活習慣を見直す時期に入り始めているサイン。身体や心に不調が起きていないかを含めて、毎日の生活を見直してみましょう。

リップやクリームを横に塗る習慣

リップやクリームなど、唇に対して横に塗る習慣はありませんか?唇に対して横にグリグリ塗りつけると、それが刺激になり、荒れた唇だとそれだけで皮がむけてしまう事もあります。ちょっとしたことですが、これも毎日の積み重ねです。

リップやクリームを塗りこむときは、必ず唇の線にそって縦に優しく塗りましょう。グリグリ塗ってはいけません。縦の線にそって塗ることで、唇のしわの中にまでしっかり保湿成分も入り込みますよ。

コラーゲンを多く含む食べ物を積極的に食べましょう。美容コラーゲンゼリーやコラーゲンドリンクなどもおすすめです。早寝早起き習慣で成長ホルモンもしっかりアップ!またリップは必ず縦方向に塗ってくださいね。

紫外線による縦じわ

女性の肌に起きるさまざまな不調の多くは、紫外線が関係していると言われています。特に365日ほとんど毎日降り注いでいる、UV-Aがポイント。みなさんは唇までしっかり紫外線ケアをしていますか?

意外と忘れがち!唇の紫外線ケア

夏場の顔や腕などの紫外線ケアは忘れない!という方でも、意外と忘れがちなのが唇です。もちろん唇も紫外線の影響をダイレクトに受けます。

紫外線というと、夏に火傷のように強烈な日焼けを引き起こすもの、というイメージがありますよね。これはレジャー紫外線と呼ばれるUV-Bのこと。実は本当に恐ろしいのは、秋でも冬でも曇りの日でも、少しずつ降り注いでいるUV-Aなのです。

生活紫外線と呼ばれることもあり、その呼び名の通り洗濯物干しや子どもの送迎、玄関先でのちょっとした立ち話など、「え、そんな短時間で!?」と思う間に肌にダメージを与えています。紫外線カット加工をしていない窓なら、窓際でくつろいでいる間や車の運転をしている時も紫外線は肌に降り注いでいるのです。

UV-Aは、角質層や表皮を通り抜けて、直接真皮層に届きます。そこでコラーゲンやエラスチン・ヒアルロン酸などのうるおい成分や、それらのうるおい成分に成長する線維芽細胞を攻撃するのです。

UV-Aの攻撃を受けたコラーゲンは、傷が入ったりひび割れたりします。若いうちなら修復もされますが、40代を過ぎて新陳代謝が遅くなり、コラーゲン自体の生成量が減っているピンチ肌ではなかなか修復が間に合いません。そのため深い溝になり、それがしわになってしまうのです。

唇は朝ちゃんと紫外線ケアをしても、ペロリと唇をなめたり、食事をしたり、お茶を飲んだりすることでどんどん取れてしまいます。でもその都度ケアをしなおすことって、あまりありませんよね。その積み重ねが、いずれ縦じわになってしまうのです。

とにかく唇の紫外線ケアをこまめに行いましょう。これまでまったくしていなかったという方は、紫外線対策リップを使い、落ちたかなと感じたらすぐに優しく塗り直しましょう。

乾燥による縦じわ

乾燥は、紫外線とともに女性の素肌をさいなむ二大原因のひとつです。バリア機能がほとんどない唇は、常に乾燥の脅威にさらされています。

唇をなめる癖による乾燥

唇をぺろりと舐める癖はありませんか?女性だと可愛らしく、そしてつやっぽく見える小悪魔的でキュートな癖なのですが、実は唇をなめることで余計に乾燥してしまうのです。

唇をなめると、唇に唾液がつきます。唾液は少量なのですぐに乾燥してしまうのですが、その際唇の水分も一緒に奪ってしまうと言われています。

リップやバームなどでコーティングしている場合も、なめることで落ちてしまいますよね。せっかくバリアを作っても、なめとってしまうことで結局乾燥を招いてしまうのです。

口呼吸による乾燥

最近、口呼吸が癖になっている人が増えていると言われています。柔らかい食べ物が増えてしっかり噛まなくなったことや、モバイルツールの発達でしゃべる機会が減ったこと、口笛や草笛など、口遊びをする子どもが減ったこと、アレルギー性の鼻炎の増加などがその原因と言われています。

口を使わなくなると、口の周りの筋肉が衰えます。口は閉じている時にも筋肉を使っているのですが、筋肉が衰えると常にポカンと口が開いた状態になります。またスマホに集中している時も、下を向くため口が開きやすくなり、自然と口呼吸になってしまいます。

常に唇の上を空気が行き来するため、鼻呼吸をしているときよりもはるかに唇は乾燥しやすくなります。そのため、口呼吸がくせになっている女性は唇がより乾燥しやすいのです。

口を大きく開いてあいうえおを発音するなど、口周りの筋肉を鍛えましょう。意識して鼻呼吸を行い、できるだけ唇をなめる癖も意識するようにしてみましょう。

喫煙による縦じわ

喫煙する女性

実は喫煙習慣は唇の老化を早めています。タバコを吸うと、中に含まれているニコチンという成分の作用で血管が収縮し、血行が悪くなります。酸素が毛細血管の隅々にまで行きわたらなくなり、細胞が酸素不足になります。

酸素不足になると、細胞は元気を失うのでうるおいやハリなども失われます。血行が悪くなるので血色も悪くなり、もちろん新陳代謝も阻害されます。ニコチンは有毒物質ですが、ほかにもタールや一酸化炭素といった有毒物質がタバコから発生します。喫煙している本人は当然これらの有毒物質を身体に取り込んでしまいます。

そのため活性酸素が大量発生し、一気に肌の老化が進みます。ダイレクトにタバコをくわえている唇は一層強い影響を受けます。また美肌成分ビタミンCも、タバコの活性酸素を消すための抗酸化物質として使用されてしまい、素肌の美しさを保つために使われなくなってしまうのです。

タバコは健康だけでなく、美容でも百害あって一利なしです。税金もどんどん高くなっていく一方ですよね。その分のお金をスキンケアに回し、これを機に禁煙してみませんか?

食生活習慣による縦じわ

食生活

実は食生活習慣による縦じわもあるんです。激辛のものや塩分過多のもの、白砂糖がたっぷり含まれている甘い食べ物や油ものなどを頻繁に食べることで、唇に刺激が与えられます。

そのままナプキンやティッシュペーパーなどでゴシゴシ唇を拭いたりすれば、あっという間に唇は荒れて、皮がむけてしまいます。そのまま放置すればあっという間に乾燥もします。

刺激が強い食べ物を食べる時は、できるだけ唇につかないように気を付けて食べ、汚れた際は優しく縦方向にふき取りましょう。そのあとリップなどでうるおいをプラスしてくださいね。

老けて見えちゃう唇の縦じわをできるまえに防ごう!

唇はとてもデリケートな場所です。そして女性にとっては大きな魅力を持つパーツのひとつでもありますね。そんな唇が老化すると、顔全体の印象もガラリと変わってしまいます。「老けた?」とこっそり思われてしまう前に、唇の縦じわを今からしっかり防ぎましょう!

なま けいこ

「キレイになりたいけど、めんどくさいことは嫌!」 常にお得な美容情報を探している大人女子。

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