ほうれい線が二重になる危機!口角のマリオネットラインは放置厳禁

鏡を見る女性イメージ
しわ・たるみ

女性にとってフェイスのお悩みの中でも特に深刻なもののひとつが「ほうれい線」ですよね。ほうれい線がどんどん目立つようになってくると、いずれブルドッグのような顔になってしまう、と不安な方も多いのではないでしょうか。でも女性の顔を老けて見せるのは、ほうれい線だけではなかったんです。

みなさんはマリオネットラインって聞いたことはありますか?マリオネットラインとは、口角からあごにかけて垂直に現れるシワのことです。腹話術人形って、口を動かすために口角からあごにかけて線が入っていますよね。ちょうどあの人形のように見えることから、マリオネットラインやマリオネット線と呼ばれているんです。

そんなマリオネットラインを放置しておくと、ほうれい線が二重になってしまいます。どんどん口元にシワが増えて、ますます老けた印象が進んでしまいます。口角に縦じわを見つけたら、マリオネットラインが生まれつつあるサイン。しっかりケアをしておきましょう。

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マリオネットラインはどうしてできるの?その正体は「たるみ」

フェイスライン

マリオネットラインができると、顔はほうれい線と合わせてシワが二重にできて見えます。ほうれい線がぼんやりとした陰影からくっきりとしたシワになっている方は、マリオネットラインができやすい場所も明るい場所でしっかりチェックしてみてください。うっすらとでも、縦じわが生まれつつありませんか?

マリオネットラインは、40代からのピンチ肌世代ででき始めます。40代といえば更年期や老眼のスタートライン。身体のいろいろな場所が、これまでとは違った反応を示したり、今までは切り抜けられたピンチが後々心身に響いたり、いろいろな異変を感じ始める方も多いですよね。マリオネットラインの出現もその一つと言えます。

そう、マリオネットラインの正体は、年齢とともに訪れる肌の「たるみ」からくる「シワ」だったんです。まずはマリオネットラインがどうしてできてしまうのか、その原因をさぐり、原因ごとに簡単にできちゃう「なまけ美活ポイント」をご紹介していきます。

紫外線

照りつける太陽

紫外線とマリオネットラインには大きな関係があります。というより、紫外線と肌のたるみ全体が大きく関わっているのです。ではどんな影響があるのでしょうか。

紫外線と肌のたるみ

マリオネットラインの正体「たるみ」は、年齢肌の悩みの中でも最も多い悩みの一つです。若いころはほっぺたをつまむことが難しいほどピンと張っていた素肌も、年齢とともに簡単につまめるようになり、指先でつついても内側から押し返してくる弾力を感じられなくなってきます。

これらはみな、肌がハリを失っているサイン。つまりピンチ肌のサインです。ではどうして肌がたるんでしまうのかというと、長い年月に受け続けてきた刺激の影響が大きいのです。中でも大きなダメージを与えるのが、紫外線です。紫外線は、女性の素肌の大敵!美肌を奪う天敵ともいえます。

といっても、日光をまったく浴びずに暮らしているとカルシウム吸収に不可欠なビタミンD不足になってしまうので、そこはバランスが必要なのですが、フェイスの素肌だけでもしっかり紫外線を防いでおきたいものです。なぜかというと、紫外線が素肌のうるおい成分を傷つけているからなのです。

紫外線が素肌のうるおい成分を傷つける

紫外線のなかでも生活紫外線と呼ばれるUV-Aは、肌の角質層や表皮を通り抜けて、その奥のコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどうるおい成分で構成される真皮にまで届きます。そしてコラーゲンやそれらのもとになる線維芽細胞を傷つけてしまうのです。そのため、コラーゲン自体に亀裂が入ってしまったり、うるおい成分の生成が阻害されてしまったり、さまざまな弊害が出ます。

紫外線による肌のたるみを防ぐ方法

紫外線による肌のたるみを防ぐためには、紫外線自体を肌から遠ざけることが第一です。つまり、毎日の紫外線対策がポイントになります。紫外線対策をまったく行ってこなかった女性と、素肌の紫外線対策を常に行ってきた女性では、肌がピンと張っていた二十歳のころから20年を経た今となって、大きな違いが出てきます。

まずは、夏が終わる秋にかけて、夏に受けたダメージをケアするべくいつもよりもしっかりと保湿を行いましょう。夏はどうしても日差しが強く、日照時間も長いので紫外線の影響も大きくなります。顔全体の保湿も必要ですが、シワができやすい口周り、目の周りなどは集中的に保湿をしましょう。

また冬にいたるまで、常に紫外線対策は必要です。洗濯物を干したり取り込んだりする間、ガーデニングをする間にも紫外線は素肌のうるおい弾力成分を傷つけています。首やデコルテ、目も紫外線の影響を色濃く受けるので、顔をはじめ首やデコルテに紫外線対策クリームを塗ったり、スカーフで覆ったりしましょう。UVカットができるサングラスをすることでさらに効果アップ。

紫外線は肌のうるおい弾力成分を傷つけてひび割れさせてしまいます。紫外線対策は年間通して行い、特に夏の終わりのピンチ肌にはしっかり保湿ケアをしてあげましょう。

肌の乾燥

乾燥している肌

肌の乾燥も、肌をたるませてしまったり、ちりめんじわを作ったりする原因です。紫外線と肌の乾燥も関係しています。

肌の乾燥はどうして起きるの

若いころは、素肌の水分量はかなり高め。でも、年齢とともに水分量は減って、カサカサ乾燥肌になっていきます。その原因のひとつが、いつの間にかたくさん積み重なってしまった角質層です。角質層は表皮を乾燥から守っていますが、あまりにも厚くなると角質層の表面まで表皮からにじんでくる水分が届かず、表面がカサカサになってしまいます。

また皮脂の分泌が足りなくなり、皮膚表面に皮脂膜というクリーム状のバリア膜が張れなくなってしまいます。皮脂膜が無くなると、角質の間から水分が蒸発し、まずは角質の間にあるセラミドなどの細胞間脂質や、アミノ酸で作られている天然保湿因子などが出ていってしまいます。そのためその合間から、ますます水分が蒸発しやすくなるのです。

また表皮の下にあるプルつや弾力層である真皮層は、紫外線のダメージなどに影響されてコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などの精製能力も落ちてきます。表皮の上はカサカサゴワゴワになり、表皮の下は保水成分がどんどん減ってかさが落ちてきます。そのため表皮のキメも乱れてしまいやすいのです。

肌の乾燥を防ぐための対策

肌の乾燥を防ぐためには、まず水分の蒸発を防ぐ必要があります。洗顔をして今日のメイクをきちんとオフしたら、化粧水をたっぷりと手で押し込むようになじませましょう。手のひらで温めるように化粧水を入れていくことで、肌がぐんぐんと化粧水を吸い込んでいきます。肌が水分を吸収しきると急に化粧水の吸い込みが悪くなるので、それまでしっかり入れてあげましょう。

それから美容液で栄養や美容成分を補給したら、クリームの油分で皮膚にフタをします。皮脂の分泌がうまくいかずに皮膚の表面から水分が蒸発してしまっている場合は、その代わりになるバリアを張ってあげなければなりません。

洗顔をした後の顔は、洗顔料によって顔の汚れと一緒に角質層のもっとも上の部分、つまりアカの部分や皮脂膜も落とされてしまっている状態です。そのため、とっても無防備な状態。そこでできるだけ急いで、顔の乾燥を感じる前にスキンケアをするようにしましょう。

お肌の乾燥を防ぐためには中からも大事!
乾燥肌対策に良い食べ物は、「ほうれん層!レバー!納豆!アーモンド!卵!」どこか一食に取り入れて、中からも乾燥対策をしていきます。

肌の老化によるたるみ

忙しい女性

つらい事実ですが、40代女性のピンチ肌は肌の老化によるたるみが始まっている状態です。そのため、ほうれい線やマリオネットラインができてきているのです。

肌は老化するとどうしてたるむの?

肌や筋肉は老化するとたるんできます。そのため、顔の下半分にお肉がさがってきて、頬がふっくらしてきたように見えます。昔はシャープだった顎のラインがぼんやりとしてきて、顔の輪郭もはっきりしなくなってしまうのです。顔は立体的だと視覚効果のおかげでスッキリ見えるのですが、たるんでシャープさを失うと太って見えるようになってしまいます。

マリオネットラインが深くなり、お肉がどんどんたまってくるとブルドッグのような印象になるため「ブルドッグライン」と呼ばれることもあります。ではなぜ顔の肉や肌がたるんでしまうのでしょうか。

筋肉の衰え
口の周りや頬の周囲、目の周りには筋肉があります。顔にはなんと60種類もの表情筋が存在していると言われています。しかし年齢による新陳代謝の衰え紫外線による長年のダメージ、そして無表情でいる時間が長くなったことによる筋力の衰えなどで、筋肉自体がどんどん衰えてしまうのです。無表情はスマホやPCを眺める時間の長さにも関係していると言われています。

真皮の衰えと表皮の乾燥
肌のもっとも奥には、真皮層と呼ばれるコラーゲンやエラスチン・ヒアルロン酸などの弾力成分でできた部分があります。でも、年齢とともに真皮層を形成する成分の生成も少なくなってきます。そのため、肌の内側はスカスカになってくるのに、表皮は乾燥してハリを失うため、皮が余った状態になりたるんでしまうのです。

うつむき姿勢の多さによるたるみ
床に手鏡を置いて、上からのぞいてみてください。ひどくたるんで見えませんか?そう、下を向くと顔はたるみやすいんです。でも現代はスマホやタブレットなどを座って操作する時間が長くなっていますよね。そのため顔がたるみやすいといわれています。

また、脂肪、つまり「お肉」も老化すると言われています。若いころは弾力のあった脂肪の部分も、年齢とともに弾力を失い、重力に負けて下へと垂れ下がります。

頬にはリガメントと呼ばれる腱が入っているのですが、リガメントの部分だけはしっかり留められている状態なので垂れ下がることなくとどまります。その結果、たるんだ皮膚やお肉がリガメント部分にたまり、いわゆる「たるみ」や「シワ」になるのです。

まずは表情をしっかり動かして笑ったり喋ったりすることで、表情筋が鍛えられます。ほっぺをできるだけ膨らませ、逆にキュッと吸い込む運動も効果的です。またできるだけ良質なアミノ酸やコラーゲンを摂取して、内側からも弾力成分を補給しましょう。

笑い方のクセ

実は笑い方のクセによっても、マリオネットラインができてしまうと言われています。みなさんは笑う時、ちゃんと口角をあげて「ニッコリ」笑っていますか?鏡を見てチェックしてみましょう。自然に笑顔を作ってみて、口角がキュッと左右とも上がっているようだと、マリオネットラインができにくいと言われています。

しかし笑う時に顎を後ろに引くようにして「イー」と言うように笑うと、口角が上がりません。さらに顔が横に広がってしまい、マリオネットラインの部分に深い溝が生まれます。こうした笑い方をしているようなら、口角をあげるべくトレーニングをしてみましょう。

左右の口角に左右の人差し指を当て、上へ引き上げて笑顔を作ります。その感覚を覚え込むまで鏡を見てトレーニングをし、実際笑う時はその感覚を思い出して口角をあげてみましょう。

姿勢の悪さ

姿勢が悪く、猫背になって首や顎が前へせり出した状態になっていませんか。こういった状態だと、血行が悪くなり、頬など顔にも新鮮な血液が回りにくくなります。運動をすることで筋肉が動き、血行もめぐるようになりますが、姿勢が悪いまま長時間パソコンを打っていたりすれば、当然めぐりは悪くなります。その結果、むくみやすくなり、血色も悪くなり、マリオネットラインのようなたるみもできやすくなります。

仕事中、1時間ごと、もしくはトイレに立った時などに、肩甲骨を開いたり閉じたりすることを感じながら肩を回してみましょう。肩甲骨周りは普段動かさない場所なので、しっかり動かすことで肩回りから首、顔周辺のめぐりがよくなってきます。

マリオネットラインを作らないための小さな努力

ここでワンポイント

への字口で無口になる生活が多くなる現代、みなさんも今、この記事を読んでくださっている間、無言でへの字口になっていませんでしたか?できるだけスマホを持っている手を上に上げ、無言でも構わないのでへの字口にならないように気を付けてみてください。

また時間がある時でいいので、口角を両人差し指で押し上げるストレッチや、ほっぺたを思いっきり膨らませ、キュッと吸い込む運動などを続けてみましょう。顔のたるみは顔の運動不足も原因です。重力に負けそうな時は、自力で上へ持ち上げる!がポイントですよ。

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なま けいこ

「キレイになりたいけど、めんどくさいことは嫌!」 常にお得な美容情報を探している大人女子。

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