顔にクッキリ枕の跡が!いきなりできる跡じわ解決法

朝目覚める女性イメージ
しわ・たるみ

朝起きて、家族に「おはよう」と言ったらみんなが指をさして笑うので、「?」と思って鏡を見たらガーン!顔に寝癖が盛大についていた、なんて経験はありませんか?

子どもの頃など、畳の上で昼寝をしてしまうと、ほっぺたに畳の跡がついていたという懐かしい思い出を持っている方もいることでしょう。でもそれが微笑ましい思い出になったのは、畳の跡が問題なくスーッと消えてくれたから。
今は、朝クッキリついた枕の跡がどうしても消えず、迫りくる出勤時間の中で焦りに焦ったという恐ろしい記憶になってしまいますよね。
この困った跡じわである「顔の寝癖」、どうしてできちゃうのでしょうか。その原因と、困った時にすぐに役立つ「スピーディに消す方法」についてご紹介します。

顔についた枕の跡が取れない!どうして跡じわが残りやすくなるの?

寝ている女性

顔についた枕の跡が取れない、シーツなどリネンのシワの跡がついて取れない、そんな困った事態はどうして起こってしまうのでしょうか。

理由はいろいろあった!跡じわのわけ

顔に寝癖がつくなんて、体験しないとちょっとわかってもらいにくいですよね。でも、自分の腕を枕に机に突っ伏して居眠りをしていたり、硬めのカーペットの上に顔をつけて寝てしまったり、刺しゅうなど浮き出した模様のあるクッションにほっぺを押し付けて寝ていたり……「顔寝癖」がついてしまうきっかけは、けっこう日常の中にあふれています。

さまざまな顔寝癖をピックアップしてみました。

・シーツやまくらなどリネンの跡
・ほうれい線が片方だけ深くなる
・顔のバランスが左右で違う
・普通にしていても眉間にシワが寄っている

意外といろいろな寝癖がついてしまうものですね。その他にも、硬い場所で寝ていると、圧迫されていた部分が平たく赤くなってしまうこともあります。

ではなぜ顔に寝癖がついてしまうのでしょうか。その理由を挙げてみましょう。

・顔が乾燥している
・肌がたるんでいる
・肌内部の老化
・顔がむくんでいる

こういった理由が挙げられます。では、それぞれの理由と、予防方法についてご紹介していきます。

顔が乾燥していると顔に跡じわができやすい!

驚いている女性

顔の皮膚が乾燥していると、顔に跡じわ、顔寝癖がつきやすいのです。ではなぜ顔の乾燥で跡じわがついてしまうのでしょうか。

顔の皮膚は本来乾燥を防ぐ力を持っている

顔の皮膚は乾燥しやすいという特徴を持っています。本来なら乾燥を防ぐためのさまざまな機能が働くのですが、それがさまざまな理由によって働かなくなってしまうのです。
顔の皮膚は、数ミリほどしかありません。場所によって厚みは異なり、目の周りや口の周りなどは、もっと薄くなっています。
その数ミリしかない皮膚は、大きく分けて3層構造になっています。もっとも奥にあるのは真皮と呼ばれる部分で、その下は皮下組織となります。表情筋や脂肪などが存在しています。
真皮層はコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンなどが主成分で、肌の弾力を生み出しています。

次は表皮と呼ばれる部分です。その部分は3層に分かれており、「ターンオーバー」の舞台になっています。ここで生まれた細胞は約14日かけて変質し、水分をはさみこむ性質を持つ保湿成分を生み出したり、重なりやすい扁平型になったりします。
表皮層で変質しながら表面にあがってきた細胞は、その上の角質層に至ると細胞核を失って死んでしまいます。しかしここからまた14日間、肌を守り続けるのです。

角質層は、死んだ細胞がレンガのように重なり合っています。死んだ細胞の中はケラチンというタンパク質がたくさん詰まっているほか、表皮層で作られた保湿成分のひとつ、天然保湿因子が含まれています。
また死んだ細胞と細胞の間は、やはり表皮層で作られた保湿成分、角質細胞間脂質が水分を挟み込んだ「ラメラ構造」を形成しながら、みっしりと埋めています。
角質層には保湿成分がたくさん存在し、さらに表層をエモリエント効果を持つ皮脂膜というクリーム状の膜が覆っています。
肌は三層構造になっていますが、実はこの「角質層」が水分の貯蔵庫となり、皮膚を乾燥から守っています。

角質層はたった0.02mmしかないのですが、その間に10層もの角層細胞と角質細胞間脂質のミルフィーユを形成しています。実はすごい底力を持った「保湿の盾」なのです。そしてこの保湿の盾は、身体を外敵から守るバリア機能を発揮します。

加齢などの原因で角質層はうるおいを失う

しかし、角質層は常に乾燥からの攻撃を受けています。たとえば加齢やホルモンバランスの崩れ、ストレスなどによる分泌物の変化が挙げられます。

もっとも表層にあるエモリエント成分、皮脂膜は、皮脂と汗が混ざり合って作られています。しかし皮脂の分泌に異常が起きたり、皮脂をあぶらとり紙や過度の洗顔、タオルなどによる摩擦によってはぎとってしまうと、皮脂膜が作られなくなったり、皮脂膜自体が失われて、角質層が外界にむき出しになってしまいます。

また角質層の角質細胞間脂質を作り出している重要成分、セラミドは、年齢とともに減少していきます。減少することで、角質細胞間脂質にスカスカと穴があき、そこからどんどんラメラ構造で挟み込んでいた水分が蒸発していってしまいます。
こうして角質層はうるおいを失ってしまうのです。

角質層がうるおいを失うとシワになりやすい

角質層がうるおいを失うと、どんどん厚くなったり硬くなったり、ちりめんじわができやすくなる状態になります。
保湿成分がたっぷりと存在している肌は弾力を持ち、ハリもあるのですが、乾燥した肌は弾力を失い、ハリも損なわれてしまいます。
そのため、角質層の乾燥は、シワの原因になってしまうのです。

角質層の乾燥によるシワを防ぐ方法

角質層の乾燥によるシワを防ぐためには、まず保湿が重要です。40代からのピンチ肌は、うるおいが足りなくなってきていると考えた方が良いでしょう。洗顔をしたら、できるだけ早めに化粧水で水分を、美容液やクリームなどで栄養と油分を補いましょう。

またあぶらとり紙で皮脂をはいでしまうことはやめましょう。40代を過ぎても皮脂がどんどん分泌されるのに、オイリー肌対応のスキンケアを使っても一向に良くならない場合、インナードライ肌になっている可能性があります。

インナードライ肌とは、乾燥を防ぐために皮脂をたくさん分泌する肌のことで、表面こそべたつきますが、内部は乾燥しています。そのため、オイリー肌用のさらりとしたスキンケアでは水分が足りず、より乾燥して皮脂がどんどん分泌されてしまうのです。

こういった状態では、寝ている間に皮膚が寄ったり、リネンの跡がつきやすくなったりしてしまいます。

まずは洗顔のしすぎや皮脂のとりすぎに注意し、肌に優しい洗顔料で優しく洗い流すようにしましょう。そして保湿と油分のクリームでフタをすることが乾燥シワを防ぐ方法です。

寝ている間に乾燥している肌が寄ってできるシワは、うるおい保湿ケアで防ぐことが可能になります。どうしてもシワがついてしまうようなら、寝る前に保湿マスクをしたり、ナイトクリームなどのお手入れをシワが寄りやすい場所に加えてみましょう。

肌がたるんでいるとシワになりやすい

気になるアゴのライン

肌のたるみも、シワになりやすい条件のひとつです。肌のたるみの原因と、その予防についてご紹介します。

肌のたるみも乾燥、そして紫外線などが原因に

肌のたるみも、乾燥や長年の紫外線によるダメージなどが影響します。先ほどご紹介した水分不足状態の肌は、ハリや弾力を失います。また加齢や紫外線によるダメージで、力を失った皮下脂肪やたるんだ皮膚は、重力にさからえずゆるんで下に落ちてきます。

ハリを失い若いころよりもふにゃふにゃになってしまった肌は、しかし角質層が分厚いので硬い一面も持っています。

そのため上から重い頭が乗った状態になる横向き寝をすると、片側だけほうれい線が深くなってしまったり、寝ている間に顔に力が入っている方だと眉間やおでこにシワが寄ったまま、もどらなくなってしまうのです。

肌のたるみを防ぐためには保湿とマッサージ

顔をマッサージする女性イメージ

顔の輪郭が昔よりもぼやけてきたり、目や口角の位置がさがって見えるようなら、顔はたるんできています。さらにほうれい線やゴルゴ線、マリオネットラインなどが光の加減でふと見えるようになってきたら、かなりたるみは進んでいます。

そんな時は、まず乾燥を食い止めるための保湿ケアを行います。しっかり保湿をして、これ以上ハリや弾力を失うことを防ぎましょう。

それから、リガメントという顔の靭帯にそって顔の内部構造を押し上げる、マッサージを行います。上にぐっと押すイメージでマッサージをすると、血行やめぐりもよくなり、肌のたるみを少しずつ防ぐことにつながります。

肌のたるみを防ぐためには、素早い保湿ケアとマッサージによる血行・めぐりアップがおすすめです。特に頬骨にそったリガメントマッサージがGoodですよ。

肌内部の老化によっても、肌には跡がつきやすくなる

肌の最も内側にあるコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンでできた弾力成分、真皮も、年齢とともに成分が減少していきます。

年々減っていってしまう貴重な保湿成分

コラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンは、年齢とともにどんどん減少していきます。さらに長年の紫外線、UV-A(生活紫外線)によって、大きなダメージを受け続けています。

コラーゲンが減ってしまうと、その分肌はへたってしまいます。へたった上にハリを失った角質層が乗っていると、どうしてもちりめんじわになりやすいですよね。

またコラーゲンが割れてひびが入ってしまう事もあります。その場合、もっと深いシワになってしまう事もあるのです。そういった状態の皮膚をリネンなどに押し付けて寝たら、見事な寝押し状態になってしまいます。

コラーゲンなどの保湿成分は食生活と生活習慣で補おう

コラーゲンはヒトの身体を構成するタンパク質の3分の1を占めます。タンパク質を食べても一度アミノ酸に分解されるため、肌のコラーゲンになるとは限りませんが、性質の近いコラーゲンを食べることで、より性質の近いコラーゲンに生成されやすいことも分かっています。コラーゲンを多く含むものを食べたり、アミノ酸・タンパク質をしっかり摂ったりすることもおすすめです。

また睡眠不足やタバコといった生活習慣も、肌から若さを奪います。早寝早起きで成長ホルモン分泌をうながし、禁煙でビタミンCの喪失を食い止めましょう。

コラーゲンなどの弾力成分が減ると、肌のたるみと相まって跡がつきやすくなります。コラーゲンドリンクやサプリメントと生活習慣改善で増やしていきましょう。

顔がむくむと跡がつきやすくなる

鏡を見る女性イメージ

顔に水分が溜まり、むくむとへこみやすくなるため跡がつきやすくなってしまいます。水分を留める塩分の摂りすぎや、血行をどろどろにするアルコールの飲み過ぎなどが原因になります。

顔をむくませないために枕を選ぶ

顔をむくませないためには、

・塩分摂りすぎ・アルコール摂りすぎをやめる
・心臓より頭が下がった状態で寝ない
・高すぎる枕で寝ない

などが挙げられます。特に高すぎる枕は、首のシワの原因にもなります。注意したいですね。
何をしても毎朝パンパンにむくむようなら、別の病気の不安があります。医療機関を受診してください。

顔がむくむと跡がつきやすくなります。塩分やアルコールの摂りすぎは控え、自分に合った高さの枕を選びましょう。

ついてしまった跡じわを消す方法!

ここでワンポイント

ついてしまった跡じわは、どうすれば消すことができるのでしょうか。放置してもなかなか落とせない跡じわの消し方をいくつかご紹介します。

蒸しタオルと冷タオルで温冷ケア

もっともよく行われているのが、蒸しタオルと冷タオルを交互に当てる温冷ケアです。むくみを取って肌を引き締める効果が期待できます。引き締めたら早めに保湿ケアをしましょう。

温かいペットボトルとアイスドリンクで温冷ケア

出先や職場でどうしてもタオルが使えない!という場合は、ペットボトルの温かい飲み物と冷たい飲み物で温冷ケアをすれば、メイクを落とさずに引き締めができます。

顔と頭のマッサージ

顔全体の最も外側を親指と人差し指でつまんでいくマッサージや、耳の後ろから首、鎖骨などにあるリンパをマッサージして流してあげることで、むくみが取れてシャキッとした顔になります。血行が良くなるので跡も消えやすくなります。

足湯

顔の温冷ケアやマッサージをしている間は、足湯に使ってみましょう。少し温かめのお湯で足湯をし、温かな血液を全身にめぐらせましょう。

肩甲骨はがし

手を背中に回して、肩甲骨の下に指を突っ込んでみます。さらに肩甲骨の動きを意識しながら、肩を回します。さらに手を前に回してボールを抱えたようなイメージで肩甲骨を広げ、次に背中側で両手を結んで上に上げ、肩甲骨を寄せます。首や肩、顔などの筋肉もストレッチされます。

ふくらはぎのストレッチと筋トレ

ふくらはぎは第二の心臓と呼ばれます。ふくらはぎの筋肉をしっかり動かすことで下半身の血流を上半身に戻し、血行をアップさせましょう。

顔の跡じわはとにかく恥ずかしいものです。外出時は肩甲骨やふくらはぎの運動と、ドリンクの温冷マッサージが簡単です。コンシーラーなどでも隠せないものが多いので、時間が無い場合は髪をおろしたり、マスクをしたりして外出しましょう。

跡じわが残りやすくなったらピンチ肌のサイン

乾燥している肌

跡じわ、顔寝癖が取れにくくなったらピンチ肌のサインです。そろそろ本格的になまけ美活をスタートしましょう。
また毎朝理由もなく顔がむくむようなら、病気のサインかもしれません。早めに医師に相談してくださいね。

なま けいこ

「キレイになりたいけど、めんどくさいことは嫌!」 常にお得な美容情報を探している大人女子。

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